【2025/5/7更新】
オフィスのセキュリティ強化や従業員の入退室管理の効率化は、多くの企業にとって重要な課題です。適切な入退室管理システムを導入することは、不正アクセスによる情報漏洩リスクの低減、正確な勤怠管理、そしてコンプライアンス強化に繋がります。
しかし、入退室管理システムには様々な種類や機能があり、どのシステムを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に、セコムやAkerunといった有名メーカーの製品をはじめ、多くの選択肢が存在します。
この記事では、企業の総務部門や情報システム部門のご担当者様に向けて、入退室管理システムの基本的な知識から、失敗しない選び方、主要メーカーの比較、おすすめのシステム、価格相場、導入プロセスまで、2025年の最新情報を踏まえて分かりやすく解説します。自社に最適な入退室管理を実現するための参考にしてください。
入退室管理システムの基本 目的とメリット
入退室管理システムとは、ICカードや生体認証などを用いて、「いつ」「誰が」「どこに」入退室したかを正確に記録・管理する仕組みのことです。導入の主な目的は、部外者の不正な侵入を防ぎ、機密情報や資産を守るセキュリティの強化にあります。また、従業員の入退室記録を管理することで、労務管理の適正化や内部統制の強化にも役立ちます。
セキュリティ強化と業務効率化の実現
入退室管理システム導入のメリットは多岐にわたりますが、特に重要なのがセキュリティ強化と業務効率化です。
🔒セキュリティ強化
・許可された人物のみの入室を可能にし、不正アクセスや情報漏洩、盗難のリスクを大幅に低減します。
・重要なエリア(サーバールーム、役員室、機密情報保管庫など)へのアクセス権限を従業員ごとに細かく設定できます。
・入退室の履歴(ログ)が自動で記録されるため、万が一問題が発生した場合の原因究明や追跡が容易になります。
🚀 業務効率化
・従来の手書き台帳や鍵の管理といった煩雑な作業が不要になり、管理部門の負担を軽減します。
・勤怠管理システムと連携すれば、入退室記録を打刻データとして活用でき、打刻漏れや不正打刻を防ぎ、給与計算などの業務を効率化できます。
・従業員はカードキーやスマートフォンなどでスムーズに入退室できるようになり、利便性が向上します。
入退室管理システムの主要機能と種類
入退室管理システムを選定する上で、まずどのような機能があり、どのような種類が存在するのかを理解しておくことが重要です。ここでは、代表的な認証方法とシステムの提供形態、そして勤怠管理システムとの連携について解説します。
ICカード・生体認証・スマホ認証の比較
入退室管理システムの認証方法には、主に以下の種類があります。それぞれに特徴があるため、利用環境や求めるセキュリティレベルに応じて選択しましょう。
🔒ICカード認証
社員証や交通系ICカードなどをカードリーダーにかざして認証します。導入コストが比較的安価で、多くのシステムで採用されている一般的な方式です。セコムなどの警備会社が提供するシステムでもよく利用されています。ただし、カードの紛失・盗難・貸し借りのリスクがあります。
🔒生体認証(バイオメトリクス認証)
顔認証や指紋認証、静脈認証など、個人の身体的特徴で認証します。カードの持ち運びが不要で、なりすましが困難なため、高いセキュリティレベルを実現できます。顔認証はマスク着用時でも認証可能なシステムも増えています。導入コストは他の方式に比べて高くなる傾向があります。
🔒スマートフォン認証
専用アプリやNFC、Bluetoothなどを利用して、個人のスマートフォンで認証します。従業員が普段持ち歩いているデバイスを利用できるため、利便性が高いのが特徴です。Akerunなどが代表的なサービスです。アプリのインストールや設定が必要になる場合があります。
🔒暗証番号認証
テンキーに事前に設定した暗証番号を入力して認証します。導入コストは低いですが、番号の漏洩や推測のリスクがあり、セキュリティレベルは他の方式に比べて劣ります。他の認証方式と組み合わせて利用されることもあります。
🔒QRコード認証
一時的な訪問者やイベント参加者などに対して、QRコードを発行し、それを読み取らせて認証します。ゲストの入退館管理に適しています。
これらの認証方法は、単独で利用されることもあれば、複数の方式を組み合わせる(多要素認証)ことで、よりセキュリティを高めることも可能です。
クラウド型とオンプレミス型の違い
入退室管理システムは、システムの提供形態によってクラウド型とオンプレミス型に大別されます。
🚀 クラウド型
インターネット経由でサービスを利用する形態です。自社でサーバーを用意する必要がなく、初期費用を抑えやすいのがメリットです。システムのアップデートやメンテナンスはサービス提供事業者が行うため、運用負荷も軽減されます。Akerunなどが代表的です。月額利用料が発生します。インターネット接続が必須です。
🚀 オンプレミス型
自社内にサーバーを設置してシステムを構築・運用する形態です。セキュリティポリシーに合わせて柔軟なカスタマイズが可能で、外部ネットワークの影響を受けにくいのがメリットです。初期費用(サーバー購入費、構築費)が高額になりやすく、自社での運用・保守が必要になります。セコムなどの大手メーカーは両方のタイプを提供している場合があります。
近年は、導入の手軽さや運用負荷の低さからクラウド型の入退室管理システムが主流になりつつあります。
勤怠管理システム連携のメリット
多くの入退室管理システムは、勤怠管理システムとの連携機能を備えています。入退室のログデータを勤怠管理システムに自動で取り込むことで、以下のようなメリットがあります。
🎯正確な労働時間の把握
従業員の出退勤時刻を客観的に記録し、サービス残業の抑制や長時間労働の是正に繋がります。
🎯打刻漏れ・不正打刻の防止
ICカードや生体認証による記録は、自己申告制やタイムカード方式に比べて正確性が高く、不正を防止できます。
🎯管理業務の効率化 入退室
データが自動で反映されるため、勤怠データの入力や集計にかかる手間と時間を大幅に削減できます。
入退室管理システムを選ぶ際には、現在利用している、あるいは導入を検討している勤怠管理システムとの連携が可能かどうかも重要な比較ポイントとなります。
失敗しない入退室管理システムの選び方と比較ポイント
数ある入退室管理システムの中から自社に最適なものを選ぶためには、いくつかの比較ポイントを押さえておく必要があります。ここでは、失敗しないための選び方のポイントを解説します。
企業規模・目的別選定ガイド
まず、自社の状況を明確にすることが重要です。
📌 企業規模(従業員数)
・中小企業では、導入・運用コストを抑えられるクラウド型や、工事不要で設置できる簡易なシステムがおすすめです。
・大企業では、多数の従業員や拠点を一元管理できる機能、他の基幹システムとの連携性、高度なセキュリティ機能などが求められます。オンプレミス型も選択肢に入ります。
📌 導入目的
・セキュリティ強化が最優先であれば、生体認証や多要素認証に対応し、不正検知機能が充実したシステムを選びましょう。セコムのような警備会社系のシステムも有力な候補です。
・勤怠管理との連携による業務効率化を重視するなら、連携実績が豊富なシステムや、API連携が可能なシステムを選びましょう。
・特定のエリア(サーバ室、工場など)のみ管理したい場合は、そのエリアに適した認証方式や耐久性を持つ機器を選定します。
📌 設置場所
オフィスのドア、工場のゲート、屋外など、設置環境に適した機器(防水・防塵性能など)を選ぶ必要があります。
セキュリティレベルと必要な機能の見極め
次に、求めるセキュリティレベルと、それを実現するために必要な機能を具体的に検討します。
📌 認証方式
どの程度のセキュリティレベルが必要かによって、ICカード、生体認証、スマートフォン認証などを選択、あるいは組み合わせます。
📌 アクセス権限設定
従業員の役職や部署ごとに、どのエリアへの入退室を許可するか、細かく設定できるかを確認します。曜日や時間帯による制限機能も有効です。
📌 入退室ログ管理
「いつ」「誰が」「どこに」入退室したかの履歴(ログ)が確実に記録され、必要な期間保存できるか、検索や抽出が容易かを確認します。
📌 異常検知・通知機能
共連れ(許可されていない人物が許可された人物に続いて入室すること)の検知、ドアの不正な開放、機器の異常などを検知し、管理者に通知する機能があると安心です。
📌 外部システム連携
勤怠管理システムのほか、監視カメラシステム、警備システム、ビル管理システムなどとの連携が可能かも確認しましょう。
これらの比較ポイントを踏まえ、複数のシステムをリストアップし、資料請求やデモンストレーションを通じて、自社の要件に最も合致する入退室管理システムを選定しましょう。価格だけでなく、機能、セキュリティ、サポート体制などを総合的に評価することが重要です。
【2025年版】おすすめ入退室管理システム比較 セコム・Akerun他
ここでは、2025年現在、多くの企業で導入されている人気の入退室管理システムの中から、代表的なメーカーとその特徴、そして選び方の参考となるおすすめランキングをご紹介します。
人気メーカー別 特徴と導入事例 セコム・Akerun・パナソニック
入退室管理システムを提供しているメーカーは多数ありますが、特に知名度と実績が高い主要なメーカーをいくつかピックアップしてご紹介します。
セコム (SECOM)
📊 特徴
警備業界最大手のセコムが提供する入退室管理システムは、長年の実績と信頼性が強みです。オンラインでのセキュリティシステムとの連携により、異常発生時には迅速な駆けつけ対応も可能です。ICカード(セコムカードキー)や生体認証(顔認証、指紋認証)など多様な認証方式に対応し、オフィスから大規模施設まで幅広いニーズに応えます。電気錠や電子錠の制御、操作盤による管理など、物理セキュリティ全般をカバーしています。
📊 導入事例
金融機関、官公庁、データセンター、工場、オフィスビルなど、高いセキュリティレベルが求められる様々な施設で導入されています。
Akerun (Photosynth)
📊 特徴
株式会社フォトシンスが提供するAkerunは、クラウド型の入退室管理システムの代表格です。スマートフォンアプリや交通系ICカード、NFC対応カードなどでドアの施解錠が可能で、工事不要で後付け設置できる手軽さがメリットです。クラウド上で入退室履歴の確認や権限管理ができ、外部サービスとのAPI連携も豊富です。中小企業を中心に、オフィスや店舗などで広く導入されています。
📊 導入事例
スタートアップ企業、コワーキングスペース、フィットネスジム、クリニック、小規模オフィスなどで、手軽さと拡張性が評価されています。
パナソニック (Panasonic)
📊 特徴
大手電機メーカーのパナソニックも、入退室管理システムを提供しています。顔認証技術に強みを持ち、高速・高精度な認証を実現するシステムが特徴です。監視カメラシステムとの連携や、ビルオートメーションシステムとの統合も可能です。信頼性の高いハードウェアと、全国規模のサポート体制が魅力です。
📊 導入事例
オフィスビル、工場、研究所、病院、学校など、比較的大規模な施設での導入実績が豊富です。
この他にも、NEC(顔認証技術に強み)、アマノ(勤怠管理システムとの連携に強み)、デンソー(主に自社グループ向けだが技術力あり)など、多くのメーカーが特色ある入退室管理システムを提供しています。
機能・価格別 おすすめランキング
どの入退室管理システムが最適かは、企業のニーズによって異なります。ここでは、いくつかの観点からおすすめのシステムタイプや選び方のヒントをランキング形式でご紹介します。
機能重視 おすすめ
1️⃣高セキュリティ
生体認証(特に顔認証)や多要素認証に対応し、不正検知機能が充実したシステム(例:セコム、パナソニック、NECの一部システム)
2️⃣勤怠連携
勤怠管理システムとのシームレスな連携実績が豊富なシステム(例:アマノ、連携対応を謳う多くのクラウド型システム)
3️⃣拡張性
API連携が豊富で、将来的に他のシステムとの連携も視野に入れる場合(例:Akerunなどのクラウド型システム)
価格重視 おすすめ
1️⃣初期費用を抑えたい
クラウド型で、機器レンタルプランがあるシステムや、工事不要のスマートロック型システム(例:Akerunの一部プラン)
2️⃣月額費用を抑えたい
機能がシンプルなクラウド型プランや、買い切り型のオンプレミスシステム(ただし初期費用は高め)
3️⃣とにかく安価に
必要最低限の機能に絞った低価格なクラウド型システムや、簡易的なスタンドアロン型システム(ただしセキュリティレベルは要確認)
バランス重視 おすすめ
1️⃣中小企業向け
導入の手軽さ、コスト、機能のバランスが良いクラウド型システム(例:Akerun、その他中小企業向けクラウドサービス)
2️⃣信頼性重視
実績豊富な大手メーカーのスタンダードなシステム(例:セコム、パナソニックなどの標準プラン)
上記はあくまで一例です。各社のウェブサイトや資料、口コミなどを参考に、デモンストレーションや見積もりを取得して、自社の要件に最も合うシステムを比較検討してください。
入退室管理システムの価格相場と費用内訳
入退室管理システムの導入を検討する上で、価格や費用は重要な判断材料です。ここでは、価格相場と主な費用の内訳について解説します。
初期費用・月額料金の目安
入退室管理システムの費用は、主に初期費用と月額料金(または年間利用料)で構成されます。システムの種類(クラウド型/オンプレミス型)、管理するドアの数、選択する認証機器、必要な機能、工事の有無などによって大きく変動します。
💰 初期費用
・機器代
カードリーダー、電気錠/電子錠、制御盤、サーバー(オンプレミスの場合)などの購入費用です。認証方式や機器のスペックによって価格は大きく異なります。生体認証機器は比較的高価になる傾向があります。
・設置工事費
機器の取り付けや配線工事にかかる費用です。ドアの形状や設置環境によって変動します。工事不要のシステムであれば、この費用は発生しません。
・システム設定費
ソフトウェアのインストールや初期設定にかかる費用です。オンプレミス型の場合 サーバー購入費やライセンス費用が高額になることがあります。
・目安
クラウド型で小規模(数ドア程度)なら数万円~数十万円、オンプレミス型や大規模になると数百万円以上かかる場合もあります。
💰 月額料金(ランニングコスト)
・クラウド型の場合
システム利用料、サポート費用などが月額で発生します。管理するドア数やユーザー数に応じたプランが一般的です。
・オンプレミス型の場合
基本的に月額利用料は発生しませんが、保守費用やソフトウェアのアップデート費用が別途必要になる場合があります。
・目安
クラウド型で1ドアあたり数千円~、ユーザー数課金の場合は1ユーザーあたり数百円~が相場ですが、プランによって様々です。
価格を比較する際は、初期費用だけでなく、月額料金や保守費用を含めたトータルコストで判断することが重要です。
低価格・安価に導入できるシステム紹介
コストを抑えて入退室管理システムを導入したい場合は、以下の選択肢が考えられます。
🎯クラウド型のエントリープラン
多くのクラウド型サービスでは、管理するドア数やユーザー数が少ない企業向けに、機能を絞った低価格なプランを提供しています。月額数千円から利用できる場合もあります。
🎯工事不要のスマートロック型
Akerunに代表されるような、既存のドアに後付けできるスマートロック型のシステムは、大掛かりな設置工事が不要なため、初期費用を抑えられます。
🎯買い切り型の簡易システム
オンプレミス型の中にも、比較的安価なパッケージ製品が存在します。ただし、機能や拡張性は限定される場合があります。
🎯無料プラン(注意が必要)
一部のサービスでは無料プランを提供している場合もありますが、機能制限が大きかったり、サポートがなかったりすることが多いため、ビジネス利用には十分な検討が必要です。
安価なシステムを選ぶ場合でも、自社の求めるセキュリティレベルや必要な機能を満たしているか、将来的な拡張性はどうかなどを十分に確認しましょう。「激安」だけを求めて、後で後悔しないように注意が必要です。複数のメーカーから見積もりを取り、価格と機能、サポート内容をしっかり比較することが大切です。
入退室管理システムの導入プロセスと注意点
入退室管理システムの導入を決定したら、スムーズに運用を開始するために、導入のプロセスと注意点を理解しておきましょう。
問い合わせから運用開始までの流れ
一般的な入退室管理システムの導入プロセスは以下のようになります。
1️⃣ 情報収集・システム選定
自社の課題や要件を整理し、複数のシステムを比較検討します。この記事で紹介した選び方やメーカー情報などを参考にしてください。
2️⃣ 問い合わせ・相談
候補となるシステムのメーカーや販売代理店に問い合わせ、詳細な説明を受けたり、デモンストレーションを依頼したりします。
3️⃣ 要件定義・現地調査
導入するシステムの機能、管理するドアの数、設置場所などを具体的に決定します。必要に応じて、設置場所の現地調査が行われます。
4️⃣見積もり・契約
要件に基づいた見積もりを取得し、内容を確認した上で契約を締結します。価格だけでなく、保守内容やサポート体制もしっかり確認しましょう。
5️⃣設置工事・システム設定
スケジュールを調整し、機器の設置工事や配線、ソフトウェアの設定作業を行います。工事期間は規模によって異なります。
6️⃣従業員への説明・運用テスト
導入したシステムの使い方やルールを従業員に周知し、実際に運用テストを行います。セコムなどのシステムでは、操作盤の使い方やカードキーの退出方法などのマニュアルが提供されることが多いです。
7️⃣運用開始
テストで問題がなければ、本格的な運用を開始します。
8️⃣ 保守・サポート
運用開始後も、メーカーや販売代理店による保守・サポートを受けながら、安定した運用を目指します。カードキーの紛失時の対応なども確認しておきましょう。
工事不要システムの選択肢
設置工事の手間やコストを避けたい場合は、工事不要で導入できる入退室管理システムが有力な選択肢となります。
🔹 スマートロック型
Akerunなどが代表的で、既存のドアのサムターン(内側のつまみ)部分に後付けで設置するタイプが多いです。配線工事が不要なため、賃貸オフィスなどでも導入しやすいのがメリットです。電源(電池式が多い)や設置できるドアの種類に制限がある場合があります。
🔹 簡易設置型のカードリーダー
配線工事を最小限に抑えたカードリーダーなども存在します。
工事不要のシステムは、導入の手軽さが魅力ですが、電気錠を制御する本格的なシステムに比べると、セキュリティ強度や機能面で制約がある場合もあります。導入目的や設置環境、求めるセキュリティレベルを考慮して、最適なタイプを選びましょう。
まとめ
入退室管理システムは、企業のセキュリティ強化と業務効率化に不可欠なツールです。ICカード認証、生体認証、スマートフォン認証といった多様な認証方式、クラウド型とオンプレミス型という提供形態、そして勤怠管理システムとの連携など、様々な選択肢があります。
自社に最適なシステムを選ぶためには、まず導入目的と必要なセキュリティレベル、機能を明確にし、企業規模や予算を考慮することが重要です。セコムやAkerun、パナソニックといった主要メーカーの製品を比較検討し、価格だけでなく、機能、サポート体制、拡張性などを総合的に評価しましょう。
特に、クラウド型のシステムや工事不要のシステムは、導入のハードルが低く、中小企業にもおすすめです。価格相場を把握し、初期費用とランニングコストのバランスを見ながら、最適なプランを選定してください。
この記事でご紹介した選び方のポイントや比較情報を参考に、ぜひ貴社に合った入退室管理システムを見つけ、より安全で効率的なオフィス環境を実現してください。