川邊 匡

【プロに聞く】商店街と中小企業のDX化、その現状と課題とは?武蔵野市等の街づくり・活性化のプロに聞きました!

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みなさん。こんにちは。今回は武蔵野市等の街づくり・活性化や商店街や中小企業のDX化支援に取り組んでいる川邊 匡氏へのインタビュー記事を掲載します。商店街と中小企業のDX化、その現状と課題について教えていただきました。

川邊 匡氏 (かわべ ただし)

1989年 成城大学経済学部経営学科卒業。キヤノン株式会社等の製造業、建設業、外資系企業を経験し株式会社ファンコミュニケーションズのスタートアップへの参加。その後内部情報漏洩対策、プリペイド決済サービス、大手通販サービスの会社を経て、スフィラー株式会社創業、代表取締役就任。2019年より武蔵境駅駅舎・広場・街づくり協議会の広報担当をきっかけに武蔵野市等の街づくり・活性化などに携わっている。

ーーまずは、今取り組まれていることから、おうかがいできればと思います。

川邊 匡氏(以下、敬称略) :中小企業や商店街のお店向けにITコンサルをしながら、プラスアルファの仕事をやっています。

商店街をDX化する仕事の現状とは?

ーープラスアルファとは、具体的にはどのようなことをされていますか?

川邊:そうですね。名刺やチラシも作ります。POPも作りますし何でもやります。いきなり、ITソリューションの話をするよりも、お客様の課題をヒアリングすることからはじめています。毎日、会う回数を増やして、現状の問題を聞き取ることに注力しています。

ーー名刺やチラシも作り、POPも作るというのは面白いですね!

川邊:そうですね!その他、セキュリティ向けと思われがちなネットワークカメラの設置もマーケティングに活用することもあります。離れた場所にあるお店の様子を確認できるカメラは、お店と本部のコミュニケーションにコロナ禍は非常に効果を発揮しました。

商店街をDX化する課題とは?

ーー今取り組まれている中での課題はありますか?

川邊:そうですね。皆さんとお話している中でよくあることとして、一つ目は、IT化の必要性は分かっているものの、具体的な進め方がわからないという話であったり、二つ目は、本業をやっている中でIT専門の担当がつけられないという話であったりします。

一方で、コロナ禍になってから、特に金融機関から中小企業に対してDX化を求められるようになってきました。

DX化によって業務そのものを効率化することで売上を上げるように言われていますが、なかなかできていないというのが現状です。

ーーなるほどですね。それに対して川邊さんはどういう支援をしていますか?

川邊:そうですね。お客様のIT化、特にインフラの整備をしてきました。例えば、速いインターネットが入っていなかった状況に対しては速いインターネットに切り替えたり、Wifiが一部にしか導入されていない場合においては、全社で通じるようにするような整備の支援をしたりしていました。

また、電話についても、営業はコロナ環境下で直行直帰になったので、何社かに対してクラウドPBXの導入を支援してきました。

それによって、営業の効率化につながりましたし、社内でのやりとりコストが安くなったりしました。

ようやく、高速なインターネットが用意できて、Wifi機器が用意できて、電話もどこでも安くつながるという環境ができましたので、

これからITによって色々なプロセスを変えていきたいと思っています。

ーー例えば、どのようなことですか?

川邊:そうですね。進捗状況を携帯から確認できるようにしたり、来客予約をウェブで完結させる仕組みを入れたりということですね。例えば、不動産屋さんでも美容院のようにネットで来店予約ができるような仕組みを入れることができました。

商店街でもSDGsは重要なテーマ

ーーその他で、お客様からはどういうテーマで相談されますか?

川邊:そうですね。お客様から言われるのがSDGsの話ですね。SDGsを実際やるにはどうすればいいのかという相談を受けます。

街と一緒に何かを取り組む、自治会とかと組んで取り組むということで話をしています。

ーーところで、2019年より武蔵境において街づくり協議会の広報を担当されていますが、どのようなきっかけがあったのですか?

川邊:そうですね。取引先が当時商店会の会長だったということで接点ができました。

別件であるアイドルの売り出し方のコンサルティングをやっていまして、ちょうど、武蔵境商店街においてはイベントの集客が必要だったこともあり、盛り上げるために、イベントでアイドルが歌うということを仕掛けました。その結果、何百人もの人が街のイベントに来てとても盛り上がりました。

僕は街のイベントについてはアピールするような方向付けで支援をしています。例えば、冬になれば、商店街において電飾をつけるので、それを色々な人に認知させるような活動をしています。

電飾は結構お金がかかるし、それに対して、商店街が負担していることに、商店街以外の人が気付いていないのが現状です。

それに対して、アイドルを活用して撮影会をしたり、イルミネーションの点灯式で人を集めて、告知することで盛り上げています。

ーー川邊さんが今後取り組みたいことについて教えてください。

川邊:そうですね。今まではみんなが会社に集まって、その場で紙で決裁する作業をやっていたと思いますが、IT化やDX化によってもっと自分の時間がつかえるようになるような仕組みづくりを支援するようなことがしたいと思っています。

あとは、これからはもっと課題を見つけるということをしたいと思っています。例えば、武蔵境商店街では、個人店舗がコロナの影響でどんどん減ってきています。実際に武蔵境商店街には特色あるお店があるので、支援できればと思っています。

また、一方でSDGsの文脈で言いますと、街と一緒になって仕事ができるような環境をつくりたいと言っている取引先があるので、それも支援できればと思います。

さらには、障がい者が働くための施設へのアプローチをしていきたいと思っています。特色がある商品を作ることでより良くなるようなコンサルティング支援をしたいと思っています。

ーー貴重なお話をありがとうございました!

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