2024年、飲食店、小売店、カフェ、病院・クリニックなどの経営をスムーズにするために特に注目されているのがクラウドPOSレジシステムです。コスト削減、リアルタイムでのデータアクセス、簡単な導入と管理が可能なこのシステムは、経営に必要不可欠なツールへと進化しています。スマートフォンやタブレットを使用し、場所を取らずに使いやすいレジは、eコマースや多様なキャッシュレス決済への対応も可能で、全国の店舗で導入が進んでいます。特に新規開業の店舗では、必ず検討すべきシステムです。
クラウドPOSレジの導入は、IT導入補助金制度の適用を受けられることもあります。また、運営会社の中には、昨年から始まったインボイス制度のIT導入支援事業者として認定されており、補助金申請の手続きをサポートしてくれる業者も存在します。そういう意味では、2024年はクラウドPOSレジ導入の絶好の機会と言えるでしょう。
この記事では、人気のクラウドPOSレジ6選をご紹介します。比較検討が人目でわかる一覧もあります。クラウドPOSレジの導入をお考えの方、導入に迷っている方はお役立てください。
クラウドPOSレジの基礎知識
クラウドPOSレジは、インターネット上のクラウドサービスを利用して運営される販売時点情報管理(POS)システムです。従来の物理的なサーバーに依存する代わりに、クラウド上でデータを管理し、処理することで、リアルタイムでのアクセスと更新を可能にします。このシステムでは、売上記録、在庫管理、顧客情報管理などの基本的なPOS機能を提供し、インターネット接続がある場所ならどこからでもアクセスできる柔軟性を持っています。
従来のPOSシステムとの違い
- データアクセスと管理の柔軟性
クラウドPOS | インターネットがあればどこからでもデータにアクセスでき、複数の店舗やリモートワークが容易に管理できます。 |
従来のPOS | 物理的なサーバーまたは特定の端末にデータが保存されており、その場所からしかアクセスできません。 |
- コストとメンテナンス
クラウドPOS | 初期投資が少なく、サーバーのメンテナンスやアップグレードの責任はサービスプロバイダが負います。定期的なサブスクリプション料金により、最新の機能を常に利用できます。 |
従来のPOS | 高価な初期投資が必要で、自社でシステムのメンテナンスやアップグレードを行う必要があります。 |
- スケーラビリティとアップデート
クラウドPOS | ビジネスの成長に合わせて容易にスケールアップでき、ソフトウェアアップデートは自動的に行われます。 |
従来のPOS | スケールアップするためには追加のハードウェア購入が必要になることが多く、アップデートプロセスが複雑です。 |
- セキュリティ
クラウドPOS | データはクラウド上で安全に管理され、定期的なバックアップと暗号化が行われます。 |
従来のPOS | データセキュリティとバックアップは自社で管理する必要があり、リスクが伴います。 |
クラウドPOSレジは、これらの違いにより、特に中小企業や複数の店舗を持つ企業にとって、コスト効率の良い、柔軟で拡張性の高いソリューションを提供します。その使いやすさとアクセスのしやすさは、従来のPOSシステムでは実現が難しいメリットをビジネスにもたらします。
クラウドPOSレジ:選定時のポイント
クラウドPOSシステムを選定する際に考慮すべきポイントは、ビジネスのニーズと将来の成長計画に適合するかどうかを確認することが重要です。以下は、選定時の主なポイントになります。
機能性 |
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使いやすさ |
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コスト |
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スケーラビリティ |
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セキュリティ |
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サポートとサービス |
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統合性 |
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評判と信頼性 |
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これらのポイントを基に、自社の要件と一致するクラウドPOSシステムを選定することが大切です。自社の今のニーズと未来の可能性も視野に入れてコストパフォーマンスがよい商品をチョイスすることが賢明です。
クラウドPOSレジ6選|厳選比較
人気のクラウドPOSレジ商品をご紹介します。各社比較検討してみてください。
1.Airレジ
製品概要:
リクルートが提供しているクラウドPOSレジシステムです。周辺機器購入以外に月額利用料など費用が一切かからないのが特徴です。誰でもカンタンに使える操作性でユーザビリティーの高い商品です。Apple社と提携しています。
機能:
注文入力・会計の機能、管理・分析の機能、サポート全般を全て無料で利用できます。以下詳しい機能になります。
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- 会計などのレジの基本機能
- キャッシュレス決済への対応:Airレジで会計した情報がそのまま決済端末に反映されるので、 会計金額の再入力の手間がありません。
- 会計方法をお客様の希望に合わせて柔軟に変えられます。:1枚の伝票でも複数客に合わせて個別会計したり、テーブルごとに会計前の伝票を出したりできます。
- 商品登録がシンプルでレイアウトを自分で変えられます。
- 商品ごとに税率の選択を設定が可能:計算もレシート印字も、自動的に対応します。
- 商品管理:CSVで商品管理が出来るので、商品が多い場合でも簡単に商品管理・データ反映ができ、レジ乗り換えも簡単です。
- 売上管理:売上、客数、在庫数を自動集計します。複数アカウントを作成してお店のデータを共有できます。CSVをダウンロードし、表計算ソフトを使って売上げ分析も可能です。
- 顧客管理:お客様の来店履歴、購入履歴、好みの傾向などをまとめて管理できます。
- 会計ソフトとの連携もできます。
サポート体制:
設定や使い方、さらには利用中に発生する可能性のあるトラブルに関して、インターネットを通じて自宅や店舗から気軽に相談することができます。サポートは無料で、電話、チャット、メールの3つの方法で提供されており、オンラインチャットでは直接オペレーターに質問することが可能です。受付時間は平日の10:00から19:00までとなっており、ビジネス時間内であれば迅速に対応を受けることができます。
適用業種:
どの業態や業種にとってこの製品が最適か、そしてそれぞれの業界で役立つ便利な機能について解説します。
飲食店
個別会計、原価設定や売上分析、顧客管理に加えて、写真を使った注文やオーダーシステムへの対応など、飲食業界での運営を効率化するための様々な機能を提供しています。
小売店
在庫管理や棚卸、原価設定や売上分析を行うことができます。また、バーコード読み取りや部門打ち機能を通じて、商品管理がより簡単になります。大量の商品を一括で登録することが可能であり、商品の注文には写真を使用することもできます。
美容などのサービス業
割引機能、顧客管理、在庫管理や棚卸といった基本的なビジネス運営をサポートする機能が提供されます。さらに、予約管理やリソース管理機能を通じて、サービス提供の効率化と顧客満足度の向上が図られます。
病院・クリニック・薬局
レセプトコンピュータ(レセコン)出力のバーコードに対応した機能、非課税取引への対応、非接触会計システム、そして自動つり銭機との互換性など、医療機関特有のニーズに応える機能が提供されています。
料金体系:
初期設定や月額利用料、導入前後のサポートに関する費用は全て無料で、追加で発生する費用はありません。iPad、レシートプリンター、キャッシュドロワーといった必要な機器の参考費用としては合計で101,620円(税込)からとなっています。
評判・実績:
- 最も選ばれているPOSレジアプリとして、「Airレジ」が利用店舗率でNo.1に輝いています。(マクロミル 2023年12月)
- 2023年3月末時点で、アカウント数は736,000に達しています。
公式URL:Airレジ
2.スマレジ
製品概要:
クラウドサービス事業で店舗向けソリューションを展開する株式会社スマレジのクラウドPOSレジシステムになります。
外部システムとも多数連携しているので、様々な業種特有の課題に対応し、店舗の現場のニーズにきめ細かく対応しています。高機能で現場レベルで使いやすいと評判があります。
iPad・iPhone・iPod touchアプリを使ったPOSシステムで、スマレジ専用のアプリマーケットから、必要な機能を自由に追加できます。
EC連携が可能であり、キャッシュレス対応のアプリマーケットも利用できます。
オフラインモードで利用でき、インターネット非接続環境下でも販売業務を安心してできるため、イベントや催事での利用に適しています。
スマレジは、42,000店舗を突破し、様々な業種で利用されています。このシステムは、業種、業態、規模に関係なく、1店舗から600店舗以上を運営する事業者まで、幅広い顧客に選ばれています。
機能:
会計・レジ機能、管理分析業務、拡張機能・システム連携、サポート機能、飲食店のためのオーダーシステムなど幅広い機能を網羅しています。また、便利な機能として以下が利用可能です。
- 「会員値引」や「社員割引」、「無料サービス」などをショートカットボタンとして自由に登録し、会計時に簡単に適用できる、便利な『クイックコマンド機能』を搭載。
- 商品ごとに販売価格の税込 / 税抜 / 非課税を切り替えることができます。
- 管理画面から、商品情報や取引履歴、顧客情報(プレミアムプラン以上)等の各種データをCSVで出力できます。必要な取引情報を電子ジャーナルとして出力することで、 電子帳簿保存法にも対応します。
- 端末設定で「トレーニングモード」をオンにすると、売上などが反映されない練習モードになります。
- スマレジは「免税電子化」に対応しています。
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サポート体制:
- プレミアムプラス以上のプランに加入しているお客様向けに、年中無休で朝9時から夜10時までサポートを提供するコールセンターが開設されています。
- スマレジを利用している全てのお客様には、無料のメールサポートが提供されています。平日の9時から18時までに受け付けたお問い合わせには、最短当日で返信対応をしています。
適用業種:
どの業態や業種にとってこの製品が最適か、そしてそれぞれの業界で役立つ便利な機能について解説します。
飲食店
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- テイクアウトサービスを提供するお店のために、ウェブ経由のモバイルオーダーシステムを導入しています。これにより、お客さまはいつでもどこからでもスマートフォンを使用して商品を選択し、注文および決済を完了できます。商品が準備できた時刻に店舗に来店すれば、待ち時間なしで商品を受け取ることができる非接触テイクアウトオーダーシステムです。
- キッチンカーなどの移動販売業者にとって、時間ごとの売上分析機能は非常に有効です。これにより、どの時間帯にどの商品が一番売れるかを正確に把握することができます。営業中の売上の流れを理解することは、具体的な販売促進策を立てる上で重要であり、特に移動販売では数時間ごとの稼働が一般的なため、時間あたりの利益確認が特に重視されます。
- レストランや居酒屋においては、テーブルに設置されたタブレットを使用して、お客さまが自ら注文や会計を行うセルフサービスシステムが導入されています。このタブレットを通じて行われる注文は直接キッチンに送信され、テーブルの状況や取引情報をリアルタイムで管理することが可能になります。
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クリニック・薬局
各種レセコンとレジ連携、自動釣銭機とレジ連動可能、キャッシュレス決済にもかんたん対応、NON-PLU対応なので、領収書に印字されたバーコードを読み込んで会計と連携することができ、レセコン・電子カルテと連動しない運用も可能です。
アパレル・小売業
多店舗&ECサイトの在庫をリアルタイムで一元管理、キャッシュレス決済に対応(電子マネー、QR決済、クレジットカード)、免税販売に対応
クリーニング業
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- 専用拡張アプリを利用してクリーニング店特有のタグ管理・預かり票に対応、持ち運びやすい小型のモバイルプリンターやキャッシュレス決済端末と接続できるので外交営業で使える。
- 店舗のニーズに応じて柔軟な顧客管理と販促活動を実現します。過去の顧客履歴を確認しながらの接客や、ポイント管理を可能にする顧客管理機能が提供されています。また、CRMの拡張アプリケーションを利用することで、販促活動を簡単に導入でき、LINEとの連携で販促メッセージの送信や、店舗独自のアプリやモバイル会員カードの作成が可能です。
イベント・催事
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- クラウド勤怠管理システムとスマレジが連携することで、人件費を含めた売上分析や、売上に基づいたシフト調整が可能となります。この統合により、給与計算や勤怠管理は自動化されるだけでなく、人件費も自動で計算され、スマレジの売上分析画面にその情報が表示されます。さらに、スマレジに記録された売上や来店数をもとに、最適なシフト作成も行うことができます。
- 屋外イベントでの販売には、「スマレジ・PAYGATE」が最適です。専用アプリをキャッシュレス決済端末にダウンロードすることで、その端末がレジ機能を持った決済端末に変わります。これにより、端末1台でレジ計算から決済までの全過程を完結できるようになります。
- スマレジは、インターネットが繋がらない場所でも利用可能です。オフラインモードを活用することで、インターネット非接続環境下でも販売業務を安心して行うことができ、どんな状況でも販売チャンスを逃しません。ただし、オフライン環境では商品詳細情報、会員情報、他端末の取引履歴情報の閲覧やクレジットカード決済の利用ができない点には注意が必要です。
- スマレジでは、便利なレンタルプランが提供されており、利用料金と必要な機器がセットになっています。学園祭や年に一度のお祭りなど、短期間だけの利用にも柔軟に対応しており、プリンターやバーコードリーダーといった周辺機器のレンタルや、セットアップのサポートなどのオプションサービスも用意されています。
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料金体系:
- このサービスの料金体系は、初期費用が無料で、提供される機能に応じて様々なプランが用意されています。月額料金は無料のプランから、1店舗あたり15,400円(税込)までの範囲があります。また、利用する機器については別途費用が必要です。
- スマレジはiOSのアップデート、機能拡張、不具合修正などに対応するため、定期的にバージョンアップを行います。ライセンスを購入したお客様は、これらのバージョンアップを無償で利用できます。
以下は料金プランの概要になります。
料金プラン | 初期費用 | 月額料金 | 機能 |
スタンダードプラン | 0円 | 0円 | レジ機能、1店舗のみ、 |
プレミアムプラン | 0円 | 5,500円 (税込)/1店舗につき | レジ機能、引換券印刷、商品点数10万点、PL(損益)管理、ユーザー権限設定、ログイン・操作ログ管理、外部システム連携 |
プレミアムプラス | 0円 | 8,800 円(税込)/1店舗につき | レジ機能、引換券印刷、商品点数10万点、PL(損益)管理、ユーザー権限設定、ログイン・操作ログ管理、外部システム連携、顧客管理、電話サポート、自動釣銭機連携 |
フードビジネス | 0円 | 12,100円 (税込)/1店舗につき | レジ機能、引換券印刷、商品点数10万点、PL(損益)管理、ユーザー権限設定、ログイン・操作ログ管理、外部システム連携、顧客管理、電話サポート、自動釣銭機連携、オーダーエントリー、キッチン伝票出力 |
リテールビジネス | 0円 | 15,400 円(税込)/1店舗につき | レジ機能、引換券印刷、商品点数10万点、PL(損益)管理、ユーザー権限設定、ログイン・操作ログ管理、外部システム連携、顧客管理、電話サポート、自動釣銭機連携、小売店向け在庫管理、受注管理、免税手続き電子化 |
機器購入は有料です。例えば「お手軽POSレジセット スタンダードセット ドロアサイズ: L」は58,300円となっています。(2024年3月現在)
評判・実績:
このサービスは、2021年6月現在で、店舗スタッフによる評価で「サポートが充実している」「信頼できる」「品質が高い」という3つの部門でNo.1を獲得しています。さらに、2022年5月から2023年4月までの期間において、サービス継続率は99.4%と非常に高い水準を保っています。
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3.ユビレジ
製品概要:
株式会社ユビレジが開発し提供するiPadを活用したSaaS型POSシステムになります。30,000店以上の利用があり、使い勝手の良さで評価があります。3年連続で「IT導入補助金2024」に認定され新規導入社には補助金申請の支援もあります。
機能:
機能 | 概要 |
レジ機能 | 基本的な会計機能に加えて、商品の一括登録、レシートのカスタマイズ、そして周辺機器との連携といった便利な機能を提供しています。 |
キャッシュレス機能 | タブレットで使用できる様々なキャッシュレス決済サービスとの連携もしています。 |
複数店舗管理 | 各店舗の売上がリアルタイムで自動集計され、売上報告がメールで自動配信される機能があります。また、店舗ごとの売上、会計数、会計単価、客数などが一覧で表示されるため、各店舗の課題を把握することが可能です。 |
オーダリング機能 | オーダーミスを防ぎ、商品の迅速な提供と迅速な会計が出来ます。 |
顧客管理機能 | 顧客の情報を一括で登録し、会計情報と関連付けることが可能。また、顧客の来店や購入履歴を簡単に把握できるため、リピーターを増やすための仕組みを構築することができるとしています。 |
適用業種:
飲食、小売、医療系・美容系、イベント・催事などで利用実績があります。
サポート体制:
無料のメールサポートがあります。(受付時間:平日の10:00~17:00)
ユビレジのプレミアムプランをご契約のお客様で、初回の電話講習を受けられた方を対象に、電話サポートがあります。ユビレジの基本システムやユビレジ ハンディ、ユビレジ QRオーダー&決済、ユビレジ 在庫管理に関するご相談が可能です。対応時間は、平日18時までの「標準電話サポート」と年中無休22時まで対応の「電話サポートプレミアム」(これは月額2,000円利用料がかかります。)の2種類あります。
料金体系:
料金プランは、プレミアムプランとお試しプランの2本立てで構成されています。基本的な機能に機能を追加する場合は、別途料金がかかります。例えば小売店で使いたい在庫管理は、「ユビレジ在庫管理」のアプリを連携させることが出来ますが、利用料月額4,500円が追加されます。(無料で1ヶ月試すことはできます。)
- ユビレジ お試しプラン:0円~
- ユビレジ プレミアムプラン (レジ会計+管理・分析):6,900円~
評判・実績:
『これまでは、各店から送られてくるレシートを通じてしかお金の動きを把握できませんでしたが、ユビレジの管理画面を通じて、いつでもどこからでも確認できるようになったことは本当に便利です。』など、多くの小売店から使い勝手の良さに関して高い評価が寄せられています。(引用元:株式会社ワイビーエー | タブレットPOSレジならユビレジ
また、店舗からの改善要望に耳を傾け、機能アップデートを行い使いやすくなったという声もあります。これは、機能の改善が継続的に行われていることを示しています。
公式URL:クラウドPOSレジ ユビレジ | カンタン操作で高性能iPad用POSレジアプリ
4.ワンレジ
製品概要:
株式会社スカイダイニングが提供する飲食店専用POSレジで旧ブランドは「はんじょうPOSレジ」で知られています。元飲食店経営者が考案したということで、飲食店にある課題にきめ細かく対応しているのが特徴です。
機能:
操作が簡単、不正防止、自動集計・分析の3つのポイントを抑えて開発されました。
会計、注文、セルフオーダー、集計、給与計算、不正防止などのカテゴリーで多彩な機能を搭載しています。
ワンレジのセルフオーダー端末については、4カ国語に対応しています。
特に、会計時の顔認証、両替履歴、万券ボタンなどの不正防止機能は、飲食店のニーズに対応しています。
適用業種:
飲食店に特化した商品です。
サポート体制:
スタッフ、店長、本部(経営者・経理担当者向け)の講習がある他、24時間365日のコールセンターがあるなど24時間サポート体制が整っています。
料金体系:
要お問い合わせですが、費用の例は以下の通りです。
- 月額料金:10,000円(税別)(ハンディ・勤怠管理・コールセンター対応・決済端末連携を含む)
- 導入機器:¥298,000(POSレジ1台、Wi-Fi中継器1台、ドロア1台、会計プリンタ1台、初期設定費、設置費、講習費、メニュー登録費)
評判・実績:
『ワンレジ1台あればオーダーミスや釣り銭間違いだけでなく、勤怠管理・給与計算に伴う工数削減、その他不正防止や諸々の利便性を考えると全体的なパフォーマンスが上がるため、お店を任される店長にとっても非常に助かると思いますし、オーナーである私も遠隔地にいても店の状況がわかることから、事業拡大のイメージが湧いています。』など飲食店の細かい課題解決に役立っているという声があります。(引用元:https://one-regi.com/voice/ninnmari/)
公式URL:ワンレジ
5.CASHIER
製品概要:
店舗の運用に合わせて自由自在に設計する高機能Android型クラウドPOSレジです。
このシステムは、店舗の運用に合わせて柔軟に設計できるという特徴を持ち、長年にわたるPOSレジ開発の実績とノウハウにより安定したシステム運用をサポートしています。店舗への導入実績は1,000台、年間1,500イベントで総計1万台が稼働しています。
商品開発、サービスを運営する株式会社ユニエイムは、2011年からはタブレット型クラウドPOSの提供を開始し、特に店舗やエンターテイメント市場でのDX支援をリードしてきました。年間100を超える機能アップデートを通じて、小売業や飲食業の急速なデジタル化に対応しています。クラウドサービス特有のメリットとカスタム開発による課題解決の組み合わせにより、店舗や企業に最適な低価格のPOSレジ運用を実現しています。
機能:
CASHIER POSを使用することで、小規模な1店舗から複数店舗を持つ大規模なビジネスまで、店舗運営に関わる業務を一括で管理し、データ管理と運営の効率化を図ることができます。この一体型ハードウェアにより、どの規模の店舗にも適応し、スムーズな会計処理を実現します。
POSの基本機能を網羅しており、レジの基本操作には、店舗に合わせて自由に設定できる便利な基本設定が可能です。
さらに、POSレジ機能にはWEB管理機能が搭載されており、WEB管理画面でメッセージの登録や商品リストをCSVデータで一括登録することができます。また、各種の売上分析も行えます。
基幹システムやECサイトなどとのデータ連携が可能です。
適用業種:
1店舗から複数店舗の大規模まで対応し、あらゆる業種に対応しています。
サポート体制:
- 平日10:00~21:00は電話、メールサポート無料
- 設定サポート無料
- ハードウェア保守(プランによっては無料)
- 全国へのオンサイト保守へ対応
料金体系:
プラン | 月額利用料 | 内容 |
スタータープラン | 1台あたり / 月額料金:0円 | レジの基本機能(商品数200点/1店舗/データ保存期間100日の制限あり) |
プロフェッショナルプラン | 1台あたり / 月額料金:4,400円 | POSレジ機能全て利用できます。 |
モバイルオーダープラン | 1店舗あたり / 月額料金:3,000円
ハードウェア費用:0円〜 決済手数料:3.9% |
商品・売上・注文管理・テイクアウト機能・スマホオーダー機能を含みます。 |
*スタータープラン、プロフェッショナルプランではハードウェアは有料です。(レンタルも出来ます。)
*在庫管理機能、ハンディオーダー機能、モバイルオーダー機能、本部管理機能などプラス数千円単位で機能追加できます。
評判・実績:
店舗導入実績2,000台、イベントでは年間延べ10,000台が稼動しています。
公式URL:CASHIER POS
6.Square
製品概要:
Squareの製品は、2009年に米国で創業して以来、モバイルカードリーダーから始まり、事業者向けの包括的なハードウェアやソフトウェアソリューションへと進化を遂げてきました。この製品の魅力は、そのシンプルさと使い勝手の良さにあります。アカウント登録はオンライン上で数分で完了し、最短で申し込み当日から使用が可能です。これにより、事業者は複雑な手続きを経ることなく、迅速にキャッシュレス決済を導入できます。
初期費用やランニングコストを抑えたい店舗経営者やクリエーター、期間限定での出店を考えている方々にとって、Squareは理想的といえます。費用はハードウェア代と決済手数料のみで、無料アカウントを作成すればすぐにPOSレジでの支払い受付を開始できます。ハードウェアは業種に合わせたものを選ぶ事ができ、最小限で済みます。クレジットカード決済やQRコード決済の導入において、コストを懸念していた事業者も安心してキャッシュレス化を進めることができます。
近年、キャッシュレス決済の需要が急速に高まっています。Squareはモバイルカードリーダーからスタートし、店舗が直面していたカード決済などのキャッシュレス決済の課題を解決するビジネスモデルでそのニーズに応えています。
主な特徴は次の通りです。
- 最短翌営業日入金
- 初期費用無料
- 決済手数料は業界最安水準の3.25%。事業規模の大小にかかわらず一律です。
- 最短即日導入
- お会計から在庫管理まで、機能が充実したPOSレジアプリが無料で使えます
- 請求書・リンク決済ができます。
- 接触機会を減らす、タッチ決済・Apple Payに対応しています。
- iOS・Androidを搭載したスマホ・タブレットに対応しています。
機能:
オーダーと会計、ECサイトとの連携、売り上げ分析、商品管理、顧客管理、勤怠・スケジュール管理
適用業種:
業種別Squareの各種ツールとSquare POSレジの業種別組み合わせで、様々な店舗に対応しています。レストラン(実店舗)、カフェ(5店舗)(複数店舗)、フードトラック(移動店舗)、クリエイター(期間限定店舗)などでの利用があります。大小問わずあらゆる店舗経営で利用できます。
サポート体制:
電話(受付:10:00~18:00、月〜日)またはメールフォーム(24時間受付)によるサポートを提供しています。また、ヘルプセンターでは、よく聞かれる質問、各機能の説明など参考になる記事を随時掲載しています。
料金体系:
導入と運用にかかる費用は、カード決済のためのカードリーダーのハードウェア代と、カード決済の手数料のみです。クラウドPOSシステム自体は端末数にかかわらず無料で利用できます。
追加費用は基本的にありません。一部の有料機能を利用した際の費用のみです。
決済手数料は以下の通りです。(2024年3月現在)
決済方法 | 種類 | 決済手数料 |
店頭での決済 | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、
PayPay、交通系ICカード、QUICPayクイックペイ TM |
3.25% |
店頭での決済 | 電子マネー「iD」 | 3.75% |
Square請求書の決済 | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover | 3.25% |
Squareオンラインビジネス・オンラインチェックアウト・EコマースAPIでの決済 | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover | 3.60% |
評判・実績:
2022年度GOOD DESIGN AWARD受賞
ブルーボトルコーヒーで導入しており、『お客様のトラフィックが上がったときにレジを気軽に増やせるのは、我々のオペレーションとしては非常に助かってる点ではあるのかなと思います』と評価しています。(引用:【Square導入事例】ブルーボトルコーヒージャパン)
日本に進出した当初は、独自の決済端末を主なサービスとして提供していましたが、その後、POSレジ機能やオンラインストア機能なども追加され、近年ではビジネスオーナーの日常業務をより幅広くサポートする包括的なサービスへと大きく進化しています。
年商2,500万円以上の方はこちらから
中・小規模、ビジネスを始めたばかりの方はこちらから
クラウドPOSレジ:一覧比較
先に紹介した5つのクラウドPOSレジを、特徴、価格、サポート体制の有無、対応業種で一覧比較する表を作成しました。参考にしてください。
商品 | 特徴 | 価格 | サポート体制 | 対応業種 |
Airレジ | 注文入力・会計の機能、管理・分析の機能、サポート全般を全て無料で利用できます。 | 月額料金0円 | 無料で、電話、チャット、メールで相談できます。オンラインチャットでは直接オペレーターに質問することが可能です。 | あらゆる業種 |
スマレジ | iPad・iPhone・iPod touchアプリを使ったPOSシステムで、スマレジ専用のアプリマーケットから、必要な機能を自由に追加可能 | スタンダードプラン:0円
プレミアムプラン :¥ 5,500 (税込)/1店舗 プレミアムプラス :¥ 8,800 (税込)/1店舗につき フードビジネス :¥ 12,100 (税込)/1店舗 リテールビジネス :¥ 15,400 (税込)/1店舗 |
無料のメールサポート
プレミアムプラス以上ではコールセンターが設置されています。 |
あらゆる業種 |
ユビレジ | iPadを活用したSaaS型POSシステム | 月額料金6,900円~ | 無料のメールサポートがあります。 | あらゆる業種 |
ワンレジ | 飲食店に特化した商品 | 月額料金:10,000円(税別)(参考) | 24時間365日のコールセンター(無料) | 飲食店のみ |
CASHIER | 高機能Android型
店舗運営に関わる業務を一括で管理し、データ管理と運営の効率化を図る |
POSレジ制限一部あり1台あたり / 月額料金 ¥0
POSレジ全機能:1台あたり / 月額料金 ¥4,400 |
電話、メールサポート(平日)無料
設定サポート無料 ハードウェア保守(プランによっては無料) 全国へのオンサイト保守へ対応 |
あらゆる業種 |
Square | Squareはモバイルカードリーダーからスタートし、店舗が直面していたカード決済の課題を解決するビジネスモデルでそのニーズに応えています。 | カード決済のためのカードリーダーのハードウェア代と、カード決済の手数料のみです。クラウドPOSシステム自体は端末数にかかわらず無料で利用できます。 | 電話(受付:10:00~18:00、月〜日)またはメールフォーム(24時間受付)によるサポートを提供しています。 | あらゆる業種 |
まとめ:クラウドPOSレジで効率的な店舗運営
2024年において、飲食店、小売店、カフェ、病院・クリニックをはじめとする様々なビジネスにとって、クラウドPOSレジシステムの導入は運営を大きく効率化するキーとなっています。リアルタイムのデータアクセス、コスト削減、簡単な導入・管理が可能なクラウドPOSレジは、現代のビジネス環境における必須ツールです。この記事では、特に注目のクラウドPOSレジ5選を紹介しました。
クラウドPOSレジを選定する際には、機能性、コスト、使いやすさ、セキュリティ、サポートとサービス、統合性、評判と信頼性など、多岐にわたる要素を検討することが重要です。また、IT導入補助金制度の活用や、クラウドサービスならではのメリットを最大限に活かすことで、ビジネスの成長を支援するPOSシステムを選択できます。
今回紹介した各システムは、それぞれ独自の特徴を持ち、異なる業種のニーズに応える設計となっています。最適なシステムを選択することで、店舗運営の効率化だけでなく、顧客満足度の向上、売上の増加につながる可能性があります。
ビジネスの規模や業態に応じて最適なクラウドPOSレジを選択し、2024年のビジネスチャンスを最大限に活かしましょう。
クラウドPOSレジ:よくある質問(FAQ)
クラウドPOSレジに関するよくある質問と回答をご紹介します。
ーークラウドPOSレジとは何ですか?
クラウドPOSレジは、インターネットを通じてPOS(販売時点情報管理)機能を提供するシステムです。データはクラウドサーバーに保存され、どこからでもアクセスできるのが特徴です。
ーークラウドPOSレジのメリットは何ですか?
リアルタイムでの売上管理、在庫管理、顧客データの一元管理が可能であり、初期コストが低く、システムのアップデートやメンテナンスが容易に行える点がメリットです。
ーーインターネット接続がない場合、クラウドPOSレジは使用できますか?
一部のクラウドPOSレジシステムはオフライン機能を提供しており、インターネット接続が復旧した時にデータを同期することができます。しかし、この機能は提供するシステムによって異なるため、具体的な機能については各サービス運営会社に確認する必要があります。
ーークラウドPOSレジのセキュリティは大丈夫ですか?
クラウドPOSレジを提供する会社は通常、データの暗号化、定期的なセキュリティアップデート、サーバーの安全対策など、厳格なセキュリティ基準を適用しています。しかし、使用するサービスのセキュリティ詳細については、各運営会社に直接確認することをお勧めします。
ーークラウドPOSレジを導入するにはどのような機器が必要ですか?
クラウドPOSレジを使用するためには、インターネットに接続できるタブレットやスマートフォン、レシートプリンター、バーコードスキャナー、キャッシュドロアなどの周辺機器が必要になる場合があります。具体的な必要機器は、選択するPOSシステムによって異なります。