投稿者: 会社経営を行っていると、多くの課題や悩みがあると思います。
社内リソースを用いて解決できることも多くありますが、中には外部のリソースを活用することでより効果的に解決できることもあります。
そして株式会社オンリーストーリーは、繋がりによって経営課題を解決することをテーマに、中小企業向けにマッチングサービスを提供しています。マッチングサービスは「チラCEO」は中小企業にとってリード獲得手段として活用されてきています。
そこで今回の記事では、具体的にどのようにマッチングサービス「チラCEO」によって課題解決を行うのか、活用成功事例を参考にしながらご紹介します。
オンリーストーリーとは？チラCEOとは？
今回は中小企業におけるサービスの活用事例について解説していきます。
まずはサービス「オンリーストーリー」を展開する企業についてご紹介します。
会社概要について
株式会社オンリーストーリーは、強くて良い「つよい会社」を作ることを目指し、主に中小企業向けのサポートサービスを展開する企業です。
具体的には繋がりによって経営課題を解決することをテーマに、決裁者同士のマッチングサービスを展開しています。
サービス内容「チラCEO」とは？
先述したマッチングサービスは「チラCEO」と呼ばれ、直近1年でユーザー数は約2倍に増加、現在6000人以上のユーザーが登録しています。
チラCEOでは毎日100件以上の決裁者商談を創出し、登録ユーザーのアポ取得を全力でサポートしています。
また実績としても年間12,300件以上の決裁者商談を生み出し、ここまで多くの機会を創出するサービスはチラCEOしかありません。
また、単に登録者が多いため商談件数が必然と増えるのではありません。
チラCEOは単なる会員制ではなく、完全審査制のマッチングサービスとなっています。
そのため、事前審査を通過し、企業規模・決裁権・成長意欲を兼ね備えた者同志の商談創出に努めています。
アポ創出へのアプローチ手法としては、決裁者へ直接コミュニケーションが取れるダイレクトメッセージや、自社サービスをプレゼンする機会となるオンラインマッチングイベントなど充実しています。
また当社がユーザー企業にマッチする企業を直接繋ぐなど、カスタマーサクセス担当による直接紹介もあります。
チラCEOでは短期間でも効率よくターゲット企業と接点を持つことができるため、多くの事業者から支持されています。
例えば、業種カテゴリー「建築・不動産」、決裁者の年齢「60代」などインタビューを受けている人に関してソートすることができるため、効率よくアプローチが可能になります。
https://onlystory.co.jp/service/chira-ceo_features/
活用成功事例
続いて、チラCEOを活用して成功した中小企業の事例についてご紹介します。
株式会社レトリバ
一つ目の企業は株式会社レトリバです。
当社はAI市場の中でも自然言語処理に強みを持つ企業で、AIの活用によってコミュニケーションロスを減らし、ビジネスにおける生産性の向上を目指しています。
また当社の主軸サービスである「YOSHINA」は、AIによって顧客の声を分析し、業務効率化や顧客理解を推進することが目的となっています。
そんなレトリバですが、上層部は経営者とのアポイントを創出するために積極的に経営者の方との接点を生み出していました。
しかしコロナ禍の影響でオフラインで集まることが難しくなり、オンラインで新たな繋がりを作るためにチラCEOを活用し始めました。
その結果、わずか3ヶ月で４件の受注と、３件の発注が決まり、チラCEOを通して1日1人のペースで商談を行えました。
決裁者同士のアポであるため、お互いの会社に何か貢献できないかという視点で双方向にコミュニケーションが取れるのも、チラCEOの魅力です。
他のサービスと比較しても、スピーディーかつ効率的に繋がりを作ることができたようです。
株式会社one net
二つ目の企業は株式会社one netです。
当社は北海道の成長ベンチャー企業で、コールセンターのリーディングカンパニーを目指し、テレマーケティング事業を中心に行う会社です。
当社がチラCEOを活用したきっかけは、ビジネスにおいて有益な情報収集やタイムリーな経営課題の解決に繋がると考えたからです。
そこでチラCEOを通してマッチングした決裁者の方と実際にお会いし、まずはタイムリーな自社課題の相談や壁打ちをしました。
そして実際にお話しして具体的なビジネスのイメージがついた方には、積極的に発注をするようにしました。
成績としては、半年間で約50社とマッチングし、その内9社に発注することができました。
当社が行う発注のおよそ3〜4割はチラCEOをきっかけとした繋がりから生まれています。
実際にチラCEOを活用して感じたメリットとしては、まずダイレクトな課題解決に繋がる出会いが多いということです。
やはり社外の人に課題を共有することで、新たな視点で解決の提案をいただけることが多く、そういった経営目線でのアドバイスはとても役立ちます。
また継続してチラCEOを活用し多くの人と話してみることで、忙しい中でも会社のことを考えるきっかけになります。
経営者の異業種交流会に参加しても良い繋がりに恵まれない人など、気軽に試せるのでぜひチラCEOの活用をおすすめします。
株式会社RevComm
三つ目の企業は、株式会社RevCommです。
当社は録音、文字起こし、通話のスコアリングなど多様な機能をAIで実現するクラウドIP電話「MiiTel（ミーテル）」を提供するSaaS企業です。
当社の課題としては、自社サービスに強い興味関心を持つ顕在層には既にある程度コンタクトを取り終えていて、ホットリードが減少傾向にあるということでした。
ターゲットとなる企業が明確化してきた段階でチラCEOを活用し始め、リストアップした会社に焦点を当てマッチングするよう試みていました。
マッチングしたらただ話すだけでなく、相手企業の情報を細かく調べ尽くし、戦略や悩みについて仮説を立てた上で商談に取り組みました。
その結果、8ヶ月で約100人の決裁者の方とお会いし、決まった成約の中には月間数百万円の受注もありました。
実際に活用して感じたことは、自社・相手企業ともにターゲットではなかったとしても、中長期で紹介をもらう種まきとして繋がりを作っておくと、更なる紹介を受けたり、マーケティングに繋がったりすることもあります。
そのため短期的な利益創出のためのサービスと思われがちですが、中長期に渡って取り組むべきサービスとも言えます。
株式会社オプト
四つ目の企業は、株式会社オプトです。
インターネット・デジタル広告を事業の中核とし、サービス展開をしている企業です。
当社は従来、問い合わせや紹介のみでサービス提供を行っていましたが、今後はアウトバウンドの実施を検討していました。
また今までサービス提供をできていなかったスタートアップ企業・成長企業までサービス支援の幅を広げるために、チラCEOの活用を始めました。
特にスタートアップ企業の場合、マーケティング領域を経営層が担っているケースが多く、マーケティング分野の意思決定者と直接マッチングし商談できるのがチラCEOの強みです。
当社が扱うサービスは有形商材ではないため、マスにアプローチするのではなく、ターゲットを絞って濃いコミュニケーションを取ることが重要でした。
そしてチラCEOを活用した結果、既存サービスの受注だけでなく新サービスの受注もいただけるようになりました。
また実際に利用して感じたのは、カスタマーサクセスの充実度です。
マッチング先の紹介や活用フォローなどスピーディーに対応してくれたため、とても親切だと感じました。
また事業を推進する立場として、必要な人脈を効率良く作っていくという面で、チラCEOはとても役立っています。
山陰酸素工業株式会社
五つ目の企業は、山陰酸素工業株式会社です。
当社は鳥取・島根を代表するインフラ企業として、ガスの製造・販売及びガス関連器材の販売をしている会社です。
チラCEOを活用したきっかけは、「自社のプロダクトや技術で世界を変えよう」と熱意のあるスタートアップ企業と出会い、ともに共創がしたいと考えていたからです。
当社は地方企業のため、得られる情報も限られてしまいます。
そこで経営者の生の声を聞く目的としても、情報収集の一環としてチラCEOを活用しています。
活用の結果、4社にサービス導入が決まり、そのうちの1社とは導入だけでなく提携にも発展しています。
提携の話に発展したのも、「決裁者同士の商談」という点が大きいと考えられます。
その点では話が早く、融通も効きますし、何より普段は知り得ないサービスや人と出会えることが1番の魅力です。
参考：https://www.sanin-sanso.co.jp/company/
おわりに（「チラCEO」の評判とは？）
今回の記事では、株式会社オンリーストーリーが提供するマッチングサービス「チラCEO」について、サービス内容や活用成功事例について解説しました。
ビジネス用途のマッチングサービスは他にも多くありますが、チラCEOのポイントとしては決裁者同士のマッチングであること、カスタマーサクセスの充実度の2点が挙げられます。
他のサービスと比較しても満足度が高く、成功事例を見ていても多くのメリットが感じられると思います。評判に関しては、前掲のように効果がでており良い評価がある一方で某比較サイトにおいては5段階中1.5で評価した会社もありました。
不満点については、
・本当にアポイントしたい先は人気があり返信がない。
・アポイントの依頼があるため、それに応じるために時間がとられた。
という点でした。メリットとデメリットを比較検討しつつ、ぜひ一度チラCEOの活用を検討してみてください。