資金繰りは多くの中小企業や個人事業主の頭を悩ませる問題の一つ。特に売掛金をいつ回収できるか不明確な場面では、ビジネスの成長を妨げる要因となり得ます。そんな中、私は「クラウドファクタリングOLTA」というサービスを利用して売掛金を売却する経験をしました。これは、売掛金を資本に変える新しい形のサービス。この記事では、OLTAを通じて得た実体験、そのメリットやデメリットを率直に共有します。資金調達の一つの選択肢として、多くの方々の参考になればと思います。
クラウドファクタリングOLTAとは?
クラウドファクタリングの概要
クラウドファクタリングは、オンラインを通じて売掛金を即座に現金化するサービスです。従来のファクタリングと違い、物理的な書類や対面での商談は不要です。デジタル技術の活用により、売掛金の売却がスムーズかつ迅速に行えるのが大きな特徴です。このようなテクノロジーを駆使した新しい金融手法は、「補完金融(オルタナティブ・ファイナンス)」として多くの注目を受けています。
クラウドファクタリングの導入により、資金繰りに課題を抱える企業や個人事業主も、短い待ち時間で効果的に資金を調達できます。
OLTAは大手優良ファクタリング会社
OLTAは、ホームページ上で詳細な会社情報を公開しています。設立から3年以上の実績を持ち、大手銀行や地方銀行との提携実績も豊富です。上場企業ではありませんが、サービスの透明性を確保しており、信頼性の高いファクタリング会社として認知されています。
取扱高:累計申し込み金額は1,000億円を誇っています。
資本金:資本金は44億2,184万円(2023年3月末時点、資本準備金含む)。
業歴:設立日: 2017年4月14日
取引先の数:サービス提供開始から5年弱で累計申込金額は1,000億円を超えています。
審査スピード:AIを活用した効率的な内部システムのおかげで、売掛債権の審査や資金化が迅速に行われます。
評価:日本マーケティングリサーチ機構の調査(調査概要: 2021年6月期_ブランドのイメージ調査)によれば、中小企業経営者・個人事業主が選ぶオンラインファクタリングNo.1として、評価も高いです。
ネットワーク:三菱UFJ銀行、住友銀行、みずほ銀行などの大手都市銀行を始め、多数の地方銀行と提携しており、国内外のネットワークや提携関係が充実しています。2023年10月16日には愛知銀行と提携し、OEM提携を果たしている地域金融機関の数が34に増えました。
コンプライアンス重視とセキュリティの強化に向けた取り組み:
一般社団法人オンライン型ファクタリング協会(OFA)の認定事業者として、OFAのガイドラインを遵守し、運営を行っています。事業活動を通じて取り扱う顧客情報は、大切な情報資産として位置づけられており、その保護は経営の重要な課題として扱われています。
また、同社は情報セキュリティマネージメントシステムISMS (ISO 27001) を取得しており、国際基準のセキュリティ体制の強化に努めています。
OLTAの特徴やサービスの流れ
OLTAは、クラウドファクタリング市場で注目されるプラットフォームの一つです。その最大の特徴は、シンプルで使いやすいインターフェースと透明性の高い手数料体系にあります。サービスの流れは以下の通りです。
- アカウント登録: 公式サイトから必要な情報を入力してアカウントを作成。
- 売掛金情報のアップロード: 売掛金の情報や関連ドキュメントをOLTAにアップロード。
- 見積もりの受取: OLTAから即時に買取価格の見積もりを受け取る。
- 売却の決定: 見積もりに納得したら、売掛金の売却を確定。
- 資金の受取: 決定後、短時間内に指定の銀行口座に資金が振り込まれる。
OLTAを利用することで、従来のファクタリングよりも手軽に、そして迅速に資金を調達することが可能です。
新規登録から売掛金の売却までの実際の流れ
「OLTA」は、入金待ちの請求書をオンラインで売却することで、すぐに資金調達ができるクラウドファクタリングです。約20万社のデータに基づくスコアリングモデルを開発したことで、従来必要だった面談や書類提出などの手間を効率化できているのが良い点です。
本当にすぐに資金調達ができるのか!?早速、新規登録からやってみました(本記事は2021年12月時点のものです)。
新規登録
まずは新規登録をしましょう。TOP画面の右上の黄色いボタンを押しましょう。
基本的な情報を登録しましょう。
登録したメールアドレスに確認メールが送られます。ここまでで約30秒程度です。
登録したメールアドレスに、確認メールが来ました。「メールアドレスを認証する」を押して認証しましょう。
事前審査
次に事前審査になります。この事前審査は初回だけみたいです。ちなみに、設立年月日を忘れた方は事前に横に登記簿謄本を携えておくと便利です。
アカウント登録
事前審査が通過しました。
請求書買取申し込み
まず、請求書を買い取ってもらうためには、決算書一式と銀行口座の入出金明細、売りたい請求書をアップする必要があります。
決算書一式と銀行口座の入出金明細をアップしてから、売りたい請求書をアップします。
今回は、11,000円のつなぎ資金ということで申し込みをしてみました。
申込みしたあと、電話がかかってきました。この電話と提出した書類に不備がなければ審査が開始されるようです。
審査完了
審査は割とすぐに終わります。早いです。
契約手続きを行います。
契約完了です。すぐに口座にお金が振り込まれました。早いです。
弁済(OLTAへの支払い)に関しては、メールで「請求書送付のご案内 – INVOY」が来るため、これを見逃さないようにしましょう。期日を超えると延滞利息が付くため忘れないように気を付けましょう。
利用してみてのメリット
シンプルな手数料体系:OLTAの手数料体系は非常にシンプルであり、隠れたコストがないことに魅力を感じました。
使いやすいインターフェース:他のサービスと比較しても、OLTAの操作感や画面構成が直感的であったため、手続きの煩雑さを感じることがありませんでした。
迅速な対応と丁寧な電話応対::審査の完了までの時間が短く、通知の受信も速かったため、待たされる感じがしませんでした。電話での対応も非常に丁寧でした。
スピーディーな入金:契約締結後、すぐに入金が確認でき助かりました。
少額にも柔軟に対応:今回は1万円という少額でしたが、スムーズに換金ができました。手数料も適切でした。
私自身の経験を元に言えば、OLTAは他のクラウドファクタリングサービスと比較しても、その利便性と信頼性で一歩リードしていると感じました。
利用してみて気をつけるべき点
オンラインの手軽さによる過度な依存
オンライン完結型での手続きやわかりやすい画面、迅速な審査結果など、多くの便利さから頻繁に利用しやすくなってしまいます。しかし、売掛金を売却することで得られる即時の資金は、予定されていた収益を減少させる可能性があります。計画的な資金運用の重要性を忘れず、適切な利用を心掛けましょう。
クラウドファクタリングOLTAで売掛金売却の検証結果
ホームページの記載内容と実際の検証結果の整合性を検討してみました。
売掛金売却額と手数料についての検証
ホームページには、請求書の売却に対する買取手数料が2~9%と記載されています。実際に10,000円の買取金額での弁済金額が10,471円となった場合、手数料は4.71%と計算されます。この結果から、ホームページの表示情報は正確であることが確認できました。
面談の有無に関する検証結果
ホームページにはオンライン完結型と記載されており、実際に面談は不要で、電話での照会のみでの手続きが確認できました。このことから、ホームページの情報の正確性が確認されました。
振込速度に関する検証結果
ホームページには「振込まで最短即日」とあり、審査結果後の契約完了後に即日または翌営業日のお振込みが約束されていました。FAQにも、すべての必要情報を提供した後、24時間(1営業日)以内に審査結果が通知されるとの記載がありました。
私が実際に手続きを進めたところ、確かに即日速やかに入金が行われました。これを基に、ホームページの情報は信頼性が高いと確認できました。
審査プロセスに関する検証結果
ホームページに「審査あり」と記載されています。実際の手続きでは、初回に事前審査が行われ、続いて必要書類の審査が進行されました。全体として審査の時間は短かったです。これにより、ホームページの情報の正確性を確認できました。
具体的な審査の流れは次のようでした。
- 事前審査として、会社の設立年月日などの基本情報を提供します。(初回のみ)
- 事前審査の結果が迅速に通知されます。
- 決算書一式、銀行口座の入出金明細、そして売却希望の請求書をアップロード後、申し込み完了と同時に審査が開始され、その後電話での確認が行われます。
- 審査の結果が速やかに通知されます。
担保・保証人の要件に関して
実際の手続きで担保や保証人を要求されることはなかったため、ホームページに記載の「担保・保証人不要」という情報は正確であることが確認できました。
信用情報への記録について
手続きを行った際、信用情報に何らかの記録が残るような影響は確認されませんでした。ホームページに記載の「信用情報への記録残らない」という情報は正確であることが確認できました。
総括:OLTAを利用した上での最終的な感想
OLTAは、法人や個人事業主、少額の申し込みから利用できる点が大変便利です。手数料は2%~9%と明確に範囲が示されており、計算式も透明性を持っています。隠れた費用はなく、その点での信頼性は非常に高いです。
オンライン上で全ての手続きが完結し、直感的なユーザーインターフェースにより操作が容易です。取引先への通知や信用情報への記録など、一般的な懸念点についてもクリアにされており、安心して売掛金を売却できます。
審査プロセスは決算書類、通帳、請求書をもとに行われ、与信審査もシンプルながら十分な厳格さを持っています。さらに、地方銀行との共同事業も展開しており、堅実な事業基盤を持っている印象を受けました。セキュリティやコンプライアンスへの取り組みも評価できる点です。
手続きのシンプルさやスムーズなやり取りで、不快な経験は一切ありませんでした。
総じて、OLTAは信頼のおける大手ファクタリング会社として、中小企業や個人事業主の方々に安心して利用していただけるサービスだと感じています。
あなたも資金繰りの改善を実感したいなら、今がチャンス!
私の体験を通じて、OLTAのクラウドファクタリングがいかに便利か、実感できました。あなたもビジネスの資金調達やキャッシュフローの改善を求めているなら、OLTAのサービスを一度試してみる価値は十分にあるでしょう。下記のリンクから公式サイトにアクセスし、サービスの詳細や利用の手順を確認してみてください。
OLTAの公式サイトへ