近年、顧客ニーズの多様化や競合の激化、さらにはデジタル技術の急速な進歩を背景に、営業活動における効率化や生産性向上がますます求められています。こうした環境下で注目を集めているのが、営業支援システムである「SFA(Sales Force Automation)」です。SFAを導入することで、顧客情報や商談進捗を一元管理できるようになり、フォローアップの漏れを防ぎ、組織全体でナレッジを共有しやすくなります。本記事では、SFAの基本的な仕組みや導入の必要性、導入により得られる具体的な効果、中小企業の導入事例などを交えながら、各社の業態や規模に合わせたSFAツールの選び方を詳しく解説します。
SFAとは?
SFAは、営業活動を効率化するための「営業支援システム」のことです。具体的には、営業マンの行動や顧客情報を一元管理し、営業活動全体を「見える化」する仕組みを指します。導入することで、営業のムダを減らし、売上アップやチーム内での情報共有がスムーズになるなどのメリットがあります。
SFA がなぜ必要なのか?
SFAは以下のことを実現できます。これまで頭を悩ませていた「営業のムダ」の原因を突き止めることで、現実的な改善が可能になります。
(1)営業活動の見える化
営業マンが「いつ・どこで・誰に・どんな提案をしたか」を記録・管理することで、上司やチームが進捗を把握しやすくなり、連携が強化されます。
(2)顧客情報の共有
顧客の基本情報や商談履歴をチーム全体で共有。担当者が変わってもスムーズに引き継ぎが可能です。
(3)営業効率の向上
営業活動の無駄を削減し、新規開拓や提案に集中できるようになります。さらに、自動でレポートやグラフを作成する機能により、成果の分析も容易です。
SFA 導入による効果
SFAを導入することで、多くの企業がその効果を実感しています。特に、以下のような効果を短期間で得られるケースが多く見られます。
(1)営業の見落とし防止
フォローアップの抜け漏れを防ぎ、顧客対応の精度を向上させます。
(2)売上アップ・組織力強化
営業チーム全体で情報を共有することで、属人的なノウハウを組織全体に広げ、売上アップを実現します。
(3)データ活用による分析向上
データを集約することで、重点を置くべき顧客や案件が一目でわかるようになります。
中小企業がSFAで便利な機能
中小企業がSFAを導入する際、自社の規模や業種、そして抱えている課題によって必要な機能は異なります。しかし、共通して求められる機能がいくつかあります。
1. 顧客情報管理
■顧客情報の集約: 顧客名、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴、商談履歴など、顧客に関するあらゆる情報を一元管理できます。
■セグメンテーション: 顧客を属性や行動履歴に基づいてグループ化し、ターゲットを絞ったマーケティング活動が可能です。
■履歴管理: 過去のやり取りや商談内容を記録することで、顧客一人ひとりに合わせた対応が可能になります。
2. 商談管理
■商談進捗の可視化: 商談のフェーズ、担当者、期限などを可視化し、進捗状況を把握できます。
■タスク管理: 商談に必要なタスクを管理し、漏れなく実行できます。
■商談履歴の記録: 商談内容を記録することで、次回の商談に活かすことができます。
3. 案件管理
■案件の進捗管理: 案件の状況を可視化し、成約率向上に繋げられます。
■売上予測: 案件の進捗状況から売上を予測し、計画的な営業活動が可能になります。
■コラボレーション機能: チームメンバーと情報を共有し、共同で案件を進めることができます。
4. レポート機能
■営業活動の分析: 営業活動の成果を数値化し、改善点を見つけ出すことができます。
■KPI設定: 目標を設定し、達成度を測定することができます。
■カスタマイズ性: 自社のニーズに合わせてレポートをカスタマイズできます。
5. モバイル対応
■外出先でも情報にアクセス: スマートフォンやタブレットから、いつでもどこでも顧客情報や商談情報にアクセスできます。
■リアルタイムな情報共有: 外出先での商談内容をリアルタイムで共有できます。
6.その他
■メール連携: SFAとメールシステムを連携することで、メールの内容を自動で記録したり、テンプレートメールを作成したりできます。
■カレンダー連携: SFAとカレンダーを連携することで、スケジュール管理を効率化できます。
■通知機能: タスクの期限切れや商談開始時刻など、重要な情報を通知してくれます。
中小企業向けSFA7選
次に、おすすめのSFA7選をご紹介します。
1.eセールスマネージャー Remix|柔軟なカスタマイズ性と充実したサポートで高い定着率で実現
ソフトブレーン株式会社が運営する営業支援システムです。eセールスマネージャーRemixは、単なるSFA(営業支援システム)の枠を超え、営業における「見える化」「効率化」「標準化」を実現し、課題を解決するためのツールです。柔軟な設計と幅広い業界・業種への対応力で、導入実績5,500社以上を誇り、多くのお客様から高い評価を受けています。
このツールは、ただの営業活動記録ではなく、以下を目指しています:
- 営業課題の可視化と解決
- 組織全体の営業プロセスの改善
- 成果を最大化する仕組みの提供
特長とおすすめポイント
■営業担当者向け
- 外出先から簡単入力
スマートフォンやタブレットを使用して、移動中でも営業データをすぐに記録。 - 効率化による負担軽減
報告業務の手間を減らし、顧客との接点を増加させ、残業時間を削減。
■マネージャー向け
- チーム全体を把握
案件状況や活動内容、KPI達成状況をリアルタイムで確認可能。 - 会議運営の効率化
データを活用して、会議をスムーズかつ効果的に進行。
■経営者向け
- トレンドの把握
受注予測、売れる営業パターン、KPIの達成状況などを簡単に確認。 - 戦略的な意思決定をサポート
営業データを基に、経営判断の質を向上。
■他にはない特長
- 柔軟なシステム設計
業種・業態・規模を問わず最適なシステム環境を提供。最大30種類の入力フォームをカスタマイズ可能。 - 操作の簡便性
スマホやタブレットから日報入力が簡単で、会議資料も自動生成されます。 - 高い定着率
95%の利用継続率を実現する仕組みと手厚いサポート体制。
■サポート体制が充実
- 専任アドバイザーの支援
導入時から運用定着までを全面的にサポート。 - 訪問型のサポート
ただのオンラインサポートではなく、現場での活用を支援します。 - ユーザー教育
無償で受講できるトレーニングプログラムを提供。
こんな方におすすめ
- 営業チームの生産性を向上させたい。
- 営業データを活用した戦略的な意思決定を目指している。
- 定着率が高く、使いやすいツールを求めている。
価格
プラン名 | スタンダード | ナレッジシェア
(閲覧のみ) |
スケジュールシェア
(グループウェアのみ) |
利用人数 | 31名~ | 31名~ | 31名~ |
特徴 | 顧客管理・営業管理に必要な基本機能を
すべてご利用いただけます。 |
案件情報や商談の
登録は行えず、履歴などの参照を行えます。 |
案件情報や商談情報の登録・参照以外の
機能を活用できます。 |
月額費用(1ユーザーあたり) | ¥11,000 | ¥6,000 | ¥3,000 |
2.JUST.SFA|スピーディかつ柔軟に自社専用のSFAを構築
JUST.SFAは、1979年創業の日本を代表するソフトウェア開発企業ジャストシステムが提供する、ノーコードで自社に最適な営業支援システムを構築できるツールです。プログラミング知識が不要で、営業現場でもスピーディにカスタマイズが可能。長年支持される「一太郎」や「ATOK」と同様に、革新性と使いやすさが特徴です。
特長
(1)ノーコードでSFAを構築
- プログラミングの知識が不要なので、現場で必要な要素をスピーディに追加可能。
- 営業活動で必要な機能をノーコードでカスタマイズし、自社専用のSFAを簡単に作成できます。
(2)多様な営業スタイルに対応
- 新規開拓、既存顧客の深耕、ルートセールスなど、あらゆる営業スタイルに柔軟に対応可能。
- 自社の営業プロセスにピッタリ合ったシステムを構築できます。
(3)外部システムとのスムーズな連携
- 顧客情報、売上情報、スケジュール管理、メールやチャットツールなど、さまざまな外部サービスとAPIを通じて連携可能。
- 一元化された情報管理で営業活動を効率化します。
(4)安心のサポート体制
- システム検討から構築、定着フェーズまで、全てのステップで専任チームがサポート。
- 初めての導入でも安心して利用を開始できます。
こんな方におすすめ
- 自社に特化した営業支援システムを求めている方
自社の営業プロセスにピッタリ合ったSFAをノーコードで構築可能。 - ITリソースが限られている方
プログラミング不要のため、営業部門主導でシステム導入が進められます。 - 他のシステムと連携して営業を効率化したい方
外部システムとのスムーズな連携で、データを一元管理し、業務の効率化が可能。
メリット
JUST.SFAは、使う人が必要な機能を簡単に追加できる柔軟性と、スムーズなシステム連携で、営業活動を次のレベルに引き上げます。
価格
1ユーザーにつき、15,000円 / 1カ月
3.Mazrica Sales|AIによるリスク分析や自動入力機能で“抜け漏れ”を防ぐ
Mazrica Sales(マツリカセールス)は、行動実績や目標、アクションプランなどを一元管理する機能を備えています。AIや直感的な操作性を活用し、営業チームの生産性向上と成果の最大化を支援します。
主な特長とメリット
- AIによるリスク分析と類似案件の提案
- AIが案件のリスクや難易度を自動分析し、類似案件を提案。
- 営業活動における見落としを防ぎ、成果アップに貢献します。
- 直感的な進捗管理が可能な案件ボード
- カード形式で案件を管理し、ドラッグ&ドロップで簡単にステータス移動。
- テレワークでもチーム全体の進捗状況がひと目で把握できます。
- 入力作業を削減する自動化機能
- メール内容や予定を自動でシステムに入力。
- モバイルアプリのOCR機能で名刺や議事録をスキャンし、自動で文字起こしが可能。
- 入力負担を軽減し、業務効率を向上。
料金プラン
- Starter:
- 月額27,500円 + 5,500円/ユーザー
- 顧客管理や案件管理の基本機能を利用可能。
- Growth:
- 月額110,000円 + 11,000円/ユーザー
- 高度なCRM機能や外部システム連携を追加。
- Enterprise:
- 月額330,000円 + 16,500円/ユーザー
- 大規模チーム向けのカスタマイズ性やセキュリティ機能を提供。
主な機能一覧
- 顧客管理機能: 名刺情報取り込み、データベース連携、自動名寄せ
- 案件管理: タスク管理、進捗管理、見積書・請求書作成
- 自動化機能: メール配信、OCRスキャン、活動履歴管理
- レポート機能: ダッシュボード、カスタムレポート作成
- システム連携: API連携、電話ツール連携
- サポート体制: チャット、メール、導入サポート
- セキュリティ: IPアドレス制限など
こんな方におすすめ
- AIを活用して営業の成果を向上させたい方
- テレワーク環境でも効率的にチームを管理したい方
- 入力作業を削減し、本来の営業活動に集中したい方
4.Sales Force Assistant|成約率アップや顧客満足度向上に貢献
橋本環奈さんがイメージキャラクターを務めるNIコンサルティングの『Sales Force Assistant』は、AIが営業活動をサポートするSFAです。顧客情報の一元管理、案件の進捗管理、営業データの分析など、様々な機能で営業の効率化を実現。成約率アップや顧客満足度向上に繋がり、会社の売上アップに貢献します。
なぜSales Force Assistantを使うのか?
(1)顧客情報の集中管理: 顧客に関する様々な情報を一元管理できるため、営業担当者は常に最新の情報を把握できます。
(2)案件の進捗管理: 案件の進捗状況を可視化し、どの案件に注力すべきか、どの案件が遅れているのかなどを把握できます。
(3)営業活動の効率化: 顧客へのアプローチや、案件の進捗管理を自動化することで、営業担当者はより重要な業務に集中できます。
(4)データに基づいた意思決定: 集めたデータを分析することで、より効果的な営業戦略を立てることができます。
様々な業種・営業スタイルに対応
Sales Force Assistantシリーズは、企業の業種や営業スタイルに合わせて、様々な機能が用意されています。
■案件型営業: 新規顧客開拓に特化した機能
■ルート型営業: 既存顧客への定期的な訪問管理に特化した機能
■案件・ルート併用型営業: 案件型とルート型の両方の機能を組み合わせたもの
■案件・リピートサイクル型営業: 定期的な契約更新や製品の入れ替えに対応した機能
■会計事務所向け: 会計事務所の業務に特化した機能
■業務改善支援: 営業以外の部門での業務効率化を支援する機能
どのような企業におすすめ?
■より効率的に営業を行いたい企業
■顧客情報を一元管理したい企業
■データに基づいた意思決定を行いたい企業
■様々な営業スタイルに対応できるSFAを探している企業
価格
<クラウドサービスの場合>
■初期設定費用(1契約につき)が50,000円
■月額費用は機能などによって異なりますが、月額3,500円(顧客深耕)~となっています。
導入事例
■マドラス株式会社のNI Collabo 360導入事例
創業100年を超える老舗企業であるマドラス株式会社は、新たな挑戦として特許製品「meta insole」を開発するにあたり、従来のバラバラな社内システムを統合し、業務効率化と電帳法対応を図るため、新しいシステム導入を検討した結果、コストパフォーマンスと機能性が高く、全社的な利用を視野に入れ、NI Collabo 360の導入を決めました。
導入した結果、以下のような効果がありました。
(1)業務効率化:OCR機能を活用し、インボイスや電帳法対応をスムーズに実施でき経費精算、ワークフローの効率化により、業務スピードが向上しました。
(2)情報共有の円滑化:スマホアプリを活用し、場所を選ばずに業務が行えるので、異なる部署間での情報共有が容易になり、意思決定が迅速化しました。
(3)NI Collabo 360を導入することで、古いイメージを一新し、デジタル化を推進できた。
(4)社員の業務の負担が軽減され、より創造的な仕事に集中できるようになった。
(5)災害対策:安否確認機能により、災害発生時の迅速な対応が可能になりました。
(6)名刺管理、動画マニュアル配信など、様々な機能を活用し、業務の幅を広げています。
5.UPWARD|外回り営業に特化、スマート手帳のようなアプリ
UPWARDは、外回り営業に特化した、いわば営業マン向けのスマートな手帳のようなアプリです。営業活動で必要な情報を一元管理し、より効率的に営業活動を進めることができるように設計されています。SalesforceやMicrosoft Dynamics 365のCRMとの連携で利用できます。
なぜUPWARDを使うと良いの?
- 日報の自動記録: どこに行ったか、誰に会ったかなどをアプリが自動で記録してくれるので、日報作成の手間が大幅に削減されます。
- 報告書の一元管理: 現場からの報告書を統一フォーマットで集計できるため、上司は部下の活動状況を簡単に把握できます。
- 顧客データの分析: 顧客データを分析し、地図上に可視化することで、次に誰に会いに行けば良いか、効率的な営業ルートを立てることができます。
- 情報共有の円滑化: 過去の売上や名刺情報など、必要な情報をいつでもどこでも共有できます。
UPWARDを使うと、どんなメリットがあるの?
- 営業効率の向上: 日報作成や報告書作成などの事務作業の時間短縮により、より多くの時間を顧客との対話に充てることができます。
- データに基づいた営業: 顧客データ分析により、より効果的な営業戦略を立てることができます。
- チーム全体の連携強化: 現場からの情報を共有することで、チーム全体の連携が強化されます。
具体的にどんなことができるの?
- 訪問記録の自動化: GPS機能を利用して、訪問場所や時間を自動で記録します。
- 報告書のテンプレート化: 報告書の作成を簡単にするためのテンプレートが用意されています。
- 顧客情報の共有: 顧客情報、過去の売上、商談履歴などをクラウド上で共有できます。
- 地図上での顧客可視化: 顧客情報を地図上に表示し、営業ルートを計画することができます。
UPWARDの主な特徴
- 外回り営業に特化: 日報作成、報告書作成、顧客管理などを効率化
- 自動記録: 訪問記録を自動で記録
- データ分析: 顧客データを分析し、可視化
- 情報共有: 顧客情報をクラウド上で共有
- 高機能: 多様な機能を搭載し、様々な営業スタイルに対応
こんな方におすすめ
- 営業活動の効率化を図りたい方
- データに基づいた営業戦略を立てたい方
- チーム全体の連携を強化したい方
価格
CRM未導入の場合、マップ機能やモバイルアプリ、CRM(Salesforce)がセットになったオールインワンプラン(以下)になります。
プラン | ESSENTIAL | STANDARD | ENTERPRISE |
特徴 | ベーシックな地図連携で
効率的な訪問活動をサポート |
地図連携に加えて
滞在記録・活動報告を自動化 + さらに便利な拡張機能 |
エンタープライズのお客様に向けた
充実のフルスペックプラン |
価格 | 3,800円(税抜)
1ユーザー / 月 |
7,800円(税抜)
1ユーザー / 月 |
12,800円(税抜)
1ユーザー / 月 |
導入事例
■装栄株式会社のUPWARD導入事例
紙の日報による情報共有の遅延、データの散在、効率的な営業活動の阻害などが課題としてありました。
UPWARDを導入した理由として、主に3つの要因があります。
- 日報の電子化と一元管理による情報共有の円滑化
- 訪問履歴と位置情報の紐付けによる効率的な営業ルートの策定
- 社員間の情報共有の促進とモチベーション向上
導入した結果次のような効果がありました。
- 情報共有のスピードアップ:各支社の商談情報がリアルタイムに共有され、営業活動に役立つ情報が迅速に共有できるようになった。
- 営業効率の向上:訪問履歴と位置情報の可視化により、効率的な営業ルートの策定が可能となった。
- 社員のモチベーション向上:日報入力の負担軽減と、入力した情報が他の社員に役立っていることを実感できることで、モチベーションが向上。
- データに基づいた意思決定:蓄積されたデータを基に、より効果的な営業戦略を立てることができるようになった。
成功のポイントとして次のことが挙げられます。
- 社員の意識改革: 情報共有の重要性を理解し、積極的にUPWARDを活用
- 経営層のサポート: DX化を推進し、社員のモチベーションを向上
- ツールとの相性: UPWARDの機能が、会社の課題とニーズに合致していた
装栄株式会社は、UPWARDを導入することで、営業活動の効率化、情報共有の円滑化、社員のモチベーション向上を実現した。これは、単にシステムを導入しただけでなく、社員の意識改革と経営層のサポートが一体となって成功した事例と言えます。
6.GENIEE SFA/CRM|AIアシスタントによる業務効率化と高機能なデータ連携
GENIEE SFA/CRMは、営業活動の効率化を支援するツールです。顧客情報の一元管理、商談の進捗管理、営業データの分析など、営業活動に必要な機能を備えています。特に、AIアシスタントを搭載しており、営業担当者の業務をさらに効率化できる点が特徴です。
主な特徴
- AIアシスタント: GPT-4搭載
- 高機能: 豊富な連携機能、高いセキュリティ
- 手厚いサポート: 専任のカスタマーサクセスがサポート
- コストパフォーマンス: 低コストで利用可能
こんな企業におすすめ
- 営業活動の効率化を図りたい企業
- データに基づいた意思決定を行いたい企業
- 顧客満足度向上を目指している企業
なぜGENIEE SFA/CRMを選ぶべきか?
① 高機能かつ手厚いサポート
- 豊富な連携機能: Gmail、Slackなど、様々なツールと連携でき、入力作業の自動化や情報共有がスムーズに行えます。
- 高いセキュリティ: 世界トップクラスのクラウド環境であるAWSを採用し、顧客情報を安全に保護します。
- 手厚いカスタマーサクセス: 導入から定着まで、専任の担当者がサポートします。
② AIアシスタント搭載
- GPT-4搭載: 最新のAI技術を活用し、より高精度な回答や自然な対話が可能になりました。
- コストパフォーマンス: 個人でChatGPTを利用するよりも大幅に低コストでAIアシスタントを利用できます。
- 安全性: 入力データはモデルの学習に利用されず、機密情報が漏洩するリスクがありません。
GENIEE SFA/CRMでできること
- 顧客情報の集約: 顧客情報を一元管理し、組織内で共有できます。
- 商談の進捗管理: 商談のステータスを可視化し、効率的な営業活動が可能になります。
- データ分析: 蓄積されたデータを分析し、営業戦略の立案に役立てることができます。
- AIアシスタントによるサポート: 質問への回答、文章作成など、AIが営業担当者をサポートします。
GENIEE SFA/CRMのメリット
- 営業効率の向上: 入力作業の自動化、情報共有の円滑化により、営業活動に集中できます。
- データに基づいた意思決定: データ分析により、より効果的な営業戦略を立てることができます。
- 顧客満足度の向上: 顧客情報を共有することで、よりきめ細やかな対応が可能になります。
- コスト削減: AIアシスタントの導入により、人件費を削減できます。
価格
プラン名 | スタンダード | プロ | エンタープライズ |
月額費用
※10ユーザー分含む |
¥34,800 | ¥54,800 | ¥98,000 |
※最低利用期間は1年となります。
導入事例
■株式会社新大陸
インターネット関連のコンサルタント・専門コンサルタント、および広告を展開する株式会社新大陸では以下のような課題がありました。
- スプレッドシートによる管理の難点:
- スマホでの視認性が悪く、入力に手間がかかる。
- データ量が増えると動作が遅くなり、分析が困難。
- 各営業担当者の入力状況にばらつきがあった。
- 商談進捗の可視化不足:
- フェーズごとの実績が把握できず、受注率向上のための具体的な施策が打てなかった。
GENIEE SFA/CRM導入後は次のような効果がありました。
- データの可視化:
- 商談の進捗状況や各フェーズでの成約率などをグラフ化し、一目で状況を把握できるようになった。
- 従来のスプレッドシートでは見えなかった詳細なデータ分析が可能になり、受注率向上のための新たな課題を発見。
- 業務効率化:
- スマホからの入力もスムーズになり、営業担当者の負担が軽減。
- リアルタイムな情報共有により、チーム全体の連携が強化された。
- 意思決定の精度向上:
- データに基づいた意思決定が可能になり、より効果的な営業戦略を立てることができるようになった。
成功のポイントは次の通りです。
- スプレッドシートによる管理の課題を具体的に洗い出し、解決策を模索し、自社の課題を明確化したこと。
- ツールの選定にあたっては、自社のニーズに合ったツールを慎重に選定し、カスタマイズ性や操作性、サポート体制などを重視したこと。
- 社員の意識改革は重要なポイントで、新しいツールへの抵抗感をなくし、積極的に活用するよう促した結果、社員の意識改革に繋がったこと。
SFA導入でわかったこと
- SFAは、単なるデータ入力ツールではなく、営業活動を可視化し、改善するためのツールである。
- データに基づいた分析を行うことで、新たな気づきを得ることができ、より効果的な営業戦略を立てることができる。
- 社員全員がツールを積極的に活用することが、導入成功の鍵となる。
具体的には、以下についてGENIEE SFA/CRMを活用しています。
- 商談進捗の可視化: 案件ごとの進捗状況をグラフ化し、ボトルネックとなっているフェーズを特定。
- 営業活動の分析: 顧客属性ごとの成約率を分析し、ターゲット顧客を絞り込む。
- チーム全体の連携強化: 共通のデータに基づいて、チーム全体で目標達成に向けて取り組む。
7.ネクストSFA|“使いやすさ”と“導入しやすさ”を両立
ネクストSFAは、営業活動の効率化をサポートするツールです。顧客情報や商談の進捗状況を管理し、営業成績の向上に役立ちます。
■ネクストSFAが向いている人
- 営業活動の効率化を図りたい
- 顧客情報を一元管理したい
- データに基づいた営業戦略を立てたい
- 使いやすいツールを探している
ネクストSFAのメリット
- 入力の手間が軽減
- 情報共有がスムーズ
- データ分析が可能
- 導入が簡単
ネクストSFAの3つの強み
- 使いやすさ: ホームページ制作のノウハウを活かして、誰でも直感的に操作できるシンプルな画面設計になっています。
- 柔軟なカスタマイズ: 初期設定が不要で、設定のみで自由にカスタマイズできるため、自社の業務に合わせた使い方が可能です。
- 充実したサポート: 専任の担当者が、導入から定着までをサポートします。マニュアル作成やユーザー説明会なども無料で提供されます。
ネクストSFAの具体的なメリット
- 入力の手間を軽減: 様々なツールとの連携により、二重入力の手間を省き、業務効率化を実現します。
- 情報の一元管理: 顧客情報や商談履歴を一元管理することで、情報共有がスムーズになり、チーム全体の連携が強化されます。
- データ分析: 蓄積されたデータを分析することで、営業戦略の改善に役立ちます。
- 導入がスムーズ: 設定が簡単で、短期間での導入が可能です。
ネクストSFAが選ばれる理由
- 直感的な操作性: ホームページ制作のノウハウを活かしたシンプルな画面設計により、誰でも簡単に使いこなせます。
- 柔軟なカスタマイズ性: 自社の業務に合わせて自由にカスタマイズできるため、様々な業種・業態に対応可能です。
- 充実したサポート体制: 専任の担当者が、導入から定着までをサポートするため、安心して利用できます。
- 高い導入実績: 多くの企業で導入されており、実績と信頼性があります。
ネクストSFAは、使いやすさ、柔軟性、そして充実したサポート体制が特徴の営業支援ツールです。営業活動の効率化を図りたい企業におすすめです。
価格
- 初期費用は都度見積となっています。
- 基本使用料はユーザー10名分を含み50,000円
- 11ユーザー以降1名あたり5,000円のユーザー料
- MA機能利用料(メール一括送信などのメール機能)30,000円
- その他のオプション(名刺管理1IDあたり 500円など)
<注意すべきこと>
システムのカスタマイズ範囲や導入サポートの規模によって、初期費用は変動します。また、ネクストSFAの導入を検討する際には、初期費用だけでなく、ユーザー数やオプション費用など、トータルのコストを把握することが重要です。また、自社のニーズに合った機能を選択し、無駄な費用を抑えることも大切です。
導入事例
■マイクロファスナー株式会社
<導入前の課題>
- Excelでの管理の煩雑さ: 日報、週報、案件管理をExcelで行っていたため、データの可視化が難しく、確認作業に時間がかかっていた。
- 情報共有の遅延: 各営業担当者がローカルに情報を管理していたため、チーム全体の進捗状況を把握するのが難しかった。
<ネクストSFA導入後の効果>
- 情報共有の円滑化: 全員が同じプラットフォームで情報を共有できるようになったため、チーム全体の動きを可視化し、連携を強化できた。
- 業務効率化: 日報や週報の入力、案件管理が効率化され、営業活動に集中できるようになった。
- データに基づいた意思決定: 蓄積されたデータを分析し、より効果的な営業戦略を立てることができるようになった。
- モバイル対応: 外出先からでも情報にアクセスでき、営業活動の生産性が向上した。
<ネクストSFA導入の決め手>
- 操作性の良さ: 直感的な操作性で、誰でも簡単に利用できる。
- カスタマイズ性: 自社の業務に合わせて自由にカスタマイズできる。
- 充実したサポート: 専任の担当者が、導入から定着までをサポート。
<今後の展望>
- 更なるデータ分析: 蓄積されたデータを活用し、より深掘りした分析を行う。
- 機能の活用: セールスマップ機能など、まだ活用しきれていない機能を積極的に活用していく。
- 社員の成長: ネクストSFAの活用を通じて、社員一人ひとりの成長を促していく。
<成功のポイント>
- トップダウンでの推進: 会社全体で導入の重要性を認識し、推進体制を構築。
- カスタマーサクセスのサポート: 導入後のサポートが充実しており、スムーズな運用が可能になった。
- 社員の意識改革: 新しいツールへの抵抗感をなくし、積極的に活用する姿勢が育まれた。
<ネクストSFAの具体的な活用例>
- 日報・週報の共有:
- 過去のデータを参照し、改善点を見つける
- チーム全体の進捗状況を把握する
- 案件管理:
- 案件の進捗状況を可視化し、ボトルネックを特定する
- 顧客情報の一元管理
- 営業活動の分析:
- 顧客属性別の成約率を分析し、ターゲット顧客を絞り込む
- 季節変動やキャンペーン効果などを分析する
中小企業向けSFAツールの価格相場
中小企業向けのSFAツールの価格は、機能や提供されるサービスによって大きく異なりますが、一般的に以下の範囲が相場とされています。
- 月額料金: 1ユーザーあたり数百円~数千円
- 初期費用: 無料~数十万円
【価格相場が幅広い理由】
- 機能の豊富さ: 基本的な機能のみを提供するシンプルなものから、高度な分析機能やAIを搭載したものまで、機能の豊富さによって価格が異なります。
- ユーザー数: ユーザー数が増えるほど、料金も高くなる傾向があります。
- 契約期間: 年契約や複数年契約など、契約期間によっても料金が変動する場合があります。
- カスタマイズ対応: 自社の業務に合わせてカスタマイズする場合には、追加費用が発生することがあります。
- サポート体制: 導入後のサポート体制が充実しているほど、料金が高くなる傾向があります。
【価格相場を左右する主な要素】
- 機能:
- 顧客管理、商談管理、タスク管理、レポート機能など、基本的な機能に加えて、AIによる予測分析や自動化機能など、高度な機能が搭載されているほど、料金は高くなります。
- ユーザー数:
- 利用するユーザー数が増えるほど、料金は高くなります。
- データ容量:
- 保存できるデータ量によって、料金が変動する場合があります。
- カスタマイズ対応:
- 自社の業務に合わせてカスタマイズする場合には、追加費用が発生することがあります。
- 導入支援:
- 導入時のコンサルティングや設定作業などのサポートが充実しているほど、料金は高くなります。
【中小企業向けSFAツールの料金プランの例】
多くのSFAツールでは、以下の様な料金プランが用意されています。
- 無料プラン: 基本的な機能が無料で利用できるプラン。
- 月額定額制: ユーザー数や利用機能に応じて、月額料金が変動するプラン。
- 従量課金制: 利用した機能やデータ量に応じて、料金が変動するプラン。
中小企業がSFAを選ぶ際のポイント
SFAは、営業活動の効率化に役立つツールですが、様々な機能やサービスがあり、どれを選べば良いか迷う方も多いでしょう。SFAを選ぶ上での重要なポイントを解説します。
1. 自社の課題を明確にする
以下の観点から自社の課題を明確にしましょう。
■どんな問題を解決したいのか
営業情報の共有がスムーズにいかない、顧客情報の管理ができていない、営業活動の成果を可視化したいなど、具体的な課題を洗い出しましょう。
■どの程度自動化したいのか
全ての業務を自動化したいのか、一部の業務に特化させたいのか、によって選ぶSFAは異なります。
2. 必要な機能を確認する
以下の基本機能の操作を確認しましょう。
■顧客管理: 顧客情報の入力、検索、更新が簡単に行えるか。
■商談管理: 商談の進捗状況を可視化し、管理できるか。
■案件管理: 案件の進捗状況を管理し、成約率向上に繋げられるか。
■レポート機能: 営業活動の成果を分析できるレポート機能があるか。
■モバイル対応: 外出先でも気軽にアクセスできるか。
3. 導入・運用コストを考える
トータルでどのくらいの費用がかかるか、算出しましょう。
■初期費用: システム導入にかかる費用はどのくらいか。
■月額費用: 継続して利用するための費用はどのくらいか。
■人件費: システム導入に伴う学習コストや、運用にかかる人件費はどのくらいか。
4. 導入後のサポート体制を確認する
導入後の以下のサポート体制があるか、確認しましょう。
■導入支援: システム導入時に、丁寧なサポートを受けることができるか。
■操作サポート: システムの操作方法について、いつでも質問できる体制があるか。
■機能追加: 将来的に機能を追加したい場合、柔軟に対応してくれるか。
5. 中小企業向けSFAを選ぶ際の注意点
導入する際は以下の点に注意するとよいでしょう。
■機能が多すぎるものは、かえって使いこなせない場合がある
■価格が安いものばかりに目が行かず、自社の規模や目的に合ったものを選ぶ
■無料トライアルなどを利用して、実際に使ってみて使い勝手を確認する
まとめ
本記事では、SFAの概要や必要性、中小企業向けの主要なツールまでをご紹介しました。SFAを導入することで、営業活動の「見える化」や組織全体の連携強化に加え、データドリブンな営業戦略の立案が可能となります。ただし、多機能すぎるシステムを導入しても使いこなせなかったり、自社の課題に合わないツールを選んでしまったりしては本末転倒です。自社に適した機能・コスト・サポート体制を見極め、まずは小さく始めて段階的に拡張していくことが、SFA活用の成功への近道と言えます。これからSFAの導入を検討される方は、本記事で得た情報を参考に、自社の営業改革を加速させてください。